講演会&ワークショップを開催します!
小山市では2025年3月に「手と心でつなぐ小山市手話言語条例」が制定されました。
また、小山市社会教育委員会から2025年3月に「小山市における障がい者の生涯学習推進」についての意見書が提出され、市はその推進について取り組み
を進めているところです。
聴覚障がいや手話言語について理解を深め、多様なコミュニケーションでつながることの大切さについて考えてみませんか?
講演会&ワークショップ概要
日程:令和7年8月9日(土曜日) 14時〜16時(受付開始13時30分)
会場:小山市立生涯学習センター えるるOYAMA ホール (小山市中央町3−7−1ロブレ6階)
対象:どなたでも
定員:80名(定員を超えた場合は、市内在住・在勤・在学を優先して抽選となります)
費用:無料(ロブレ提携駐車場料金は自己負担です。割引サービスもございません)
※手話を知らない方や、聞こえない・聞こえにくい方のために要約筆記(文字通訳)と手話通訳をご用意しております。
お気軽にご参加ください。
- 講演会(14時〜)
『音のない世界から考える 手と心でつなぐ小山のまちづくり』
聞こえる世界と聞こえない世界、聞こえにくい世界の3つを体験していることを強みとして関わってきた、東京ディズニーリゾートや、羽田・成田空港等の「当事者参加型」の好事例紹介と、聴覚障がい者を取り巻く現状や、多様なコミュニケーションについて学びましょう。また、小山市で暮らす当事者が考え る課題 (行政や医療機関、緊急時や災害時対応、報道の情報保障等)を知り、まちづくりにおいて大切なことは何かをみんなで一緒に考えてみましょう。 - ワークショップ(15時〜)
『声を出さずに伝え合うミッション!』〜言葉をこえて、伝え合うまちへ〜
小山市の「良さ」や「理想の姿」を、言葉を使わずに、さまざまな方法や身体全体で表現し合ってみませんか。
音声言語に頼らないコミュニケーションに挑戦することで、ひとりひとりの伝える力が広がります。
小山市から世界へ。枠をこえて、新たなつながりを築いていきましょう。
講師のご紹介
講演会・ワークショップ講師
松森 果林 氏
聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐユニバーサルデザインアドバイザー。
聞こえる世界、聞こえない世界どちらも知る中途失聴者。
(株)オリエンタルランド勤務を経て独立し、講演、大学講師、ユニバーサルデザインやDE&Iのアドバイスを公共交通機関からエンターテインメントまで幅広く手掛ける。内閣府障害者政策委員会のほか、総務省や国土交通省等UDやアクセシビリティに関する委員も多く歴任。
「CMにも字幕を」と提言して約30年。2018年よりACジャパンのCMの情報保障監修を務めている。2017年にドイツ発祥の言葉の壁を超える対話『ダイアログ・イン・サイレンス』を企画監修し日本初開催を実現、現在も従事。著書に「音のある世界と音のない世界をつなぐ~ユニバーサルデザインで世界を変えたい!」(岩波書店)他多数。
ワークショップ講師
大橋 弘枝 氏
音のない世界の住人であり、俳優。小山評定ふるさと大使。
東京2025デフリンピック開閉会式の演出。
1999年、俳優座劇場プロデュース「小さき神の作りし子ら」でろうの主役・サラを日本初でろうの当事者が演じ、そこでろう俳優の新しい歴史が動く。その実力が認められ、第7回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。その後渡米し、演劇やダンスの勉強をする。
現在は俳優の他に新しい仕事へ取り組みながら、マイノリティのエンターティメントに注力。著書「もう声なんかいらないと思った」(出窓社)、漫画原作「もう声なんかいらないと思った」(おおにし真/講談社)。
お申し込みについて
専用フォーム・電話・FAXのいずれかの方法でお申し込み下さい。
定員の80名を超えた場合は市内在住・在勤・在学を優先して抽選となりますのでご了承ください。
申込期間終了後に、案内通知(抽選の場合は抽選通知)を郵送にて送付いたします。
申込期間:7月1日(火曜日)〜25日(金曜日)
- 電話番号:0285−22−9665(小山市教育委員会生涯学習文化課)
- 専用フォーム:https://logoform.jp/form/9Doh/1090189
- FAX番号:0285−22−9116
FAX用紙:第3回おやま市民大学「手と心でつなぐ小山のまちづくり」FAX送付用紙 [PDF形式/101.25KB]