男女共同参画に関するアンケートを実施しました
男女共同参画社会の実現に向けて、市民の皆さまと市内事業所の意識と実態を総合的に把握するとともに、「第4次小山市男女共同参画基本計画」策定のための基礎資料として活用するため、アンケートを実施しました。
多くの方々にご協力いただきありがとうございました。
- 集計結果につきましては、アンケート結果(全体) [PDF形式/2.63MB]よりご覧ください。
主なアンケート結果(抜粋)
男女共同参画に関するアンケート調査結果の抜粋
アンケート結果から注目すべきものを抜粋してご紹介いたします。
男女共同参画や女性活躍推進について考える指標の一助となれば幸いです。
問1:あなたは、次のような分野で、男女の地位は平等になっていると思いますか。(それぞれに○1つ)について
ほぼすべての性別・年代で「どちらかといえば男性の方が優遇されている」や「男性の方が優遇されている」が多数派となりました。
しかしながら、若年男性(20代や30代)、特に20代男性では「平等」が39.1パーセント、「どちらかといえば女性の方が優遇されている」が17.4パーセントと、他と違った傾向が見られました。
社会全体における男女平等の意識は若年男性には浸透している傾向にあると言えます。
一方、同じ若年層でも女性にはその傾向が見られませんでした。
問13:働く場において女性の活躍を推進するには、どのような支援が必要だと思いますか。(○は3つまで)について
上記のグラフのとおり、「事業所における女性の採用・登用の促進」、「女性の登用について具体的な目標値の設定」、「女性のロールモデルの発掘・活躍事例の提供」の順に、支援が必要であるという結果となりました。
小山市では現在下記のような事業を実施し、働く場における女性の活躍を推進しております。
「事業所における女性の採用・登用の促進」
- ワーク・ライフ・バランス推進事業者認定事業
- おやま女性活躍応援ガイドブック等
「女性の登用についての具体的な目標の設定」
- ワーク・ライフ・バランス推進事業所認定事業等
「女性のロールモデルの発掘・活躍事例の提供」
- 明日のビジネスを担うリーダー塾、女子高生サマーセミナー
- 明日のビジネスを担う女性たちの交流会等
問2:あなたの家庭では、次のことがらをどなたが行っていますか。(それぞれに○1つ)について
この設問の中では、20代から40代までで子を養育している方のみを抽出し、分析を行いました。
それぞれのことがらの上の棒グラフが女性、下のがグラフが男性を指します。
男性は「ごみ出し」を行っている方が、多い傾向にあります。(※1)
※1:男性回答で「主に男性」、「どちらかいえば男性」の合計で約7割。女性回答で「主に男性」、「どちらかといば男性」の合計で約4割。
その他のことがらでは女性が多くを担っている傾向にあることがわかります。(※2)
※2:例えば、「食事のしたく」では、女性回答で「主に女性」、「どちらかといえば女性」の合計が9割超え。男性回答でも「主に女性」、「どちらかといえば女性」の合計が9割を超えています。
この結果をふまえ、小山市では、「子育て世代の男性」の家事・育児参画をより推進するための施策を実施してまいります。
- 令和2年度、令和3年度には、イクメンパパのスキルアップセミナーを実施しました。
アンケート調査概要
市民アンケート調査概要
調査対象
小山市に居住する20歳以上の男女2,000人
標本抽出方法
住民基本台帳より性別年齢階層別の層化無作為抽出
調査方法
郵送配布・郵送回収
調査期間
令和2年1月23日(木曜日)から令和2年2月14日(金曜日)まで
調査の内容
- 男女平等に関する意識
- 家庭生活
- 子育て・介護
- 男女の働き方や女性の社会進出
- ワーク・ライフ・バランス
- 人権
- 防災・避難
- 男女共同参画推進のための取組
事業所アンケート調査概要
調査対象
小山市内の、従業者数5人以上の民間事業所500社
標本抽出方法
市民税法人登録事業所のうち、従業員規模別の層化無作為抽出
調査方法
郵送配布・郵送回収
調査期間
令和2年1月28日(火曜日)から令和2年2月17日(月曜日)まで
調査の内容
- 業種、従業員数
- 女性の登用・活躍促進
- ワーク・ライフ・バランス
- ハラスメントに対する取組
- 各種制度の認知