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  • 【更新日】2025年6月13日
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いじめゼロ子どもサミット2024

令和6(2024)年度 第12回いじめゼロ子どもサミット

 日 時

令和6年5月14日(火曜日) 14時00分~16時30分

会 場

小山市桑市民交流センター(マルベリー館 多目的ホール)

テーマ

「多様性を理解し合い、誰もが自分らしく生活できる学校」~ちがいを認め合える、いじめのない学校を目指して~

テーマ設定の理由

多様性を尊重するとは、お互いのちがいを受け止め合うことです。多様性を理解し、ちがいを尊重し、認め合って生活していくことで、いじめ防止や誰もが自分らしく生きやすい社会の実現につながるはずです。市内小・中・義務教育学校の代表児童生徒たちが、本テーマに基づき主体的かつ自治的な話合いを行うことにより、市内すべての児童生徒にとって安全で安心して生活できるよりよい学校づくりについて考える機会とするため、本テーマを設定しました。

活動の主な流れ

  • 「おなじ/ちがい」の「いいこと/むずかしいこと」って?
  • いじめにつながりやすい「ちがい」とは?
  • 誰もが安心して生活できる学校にするためにできることは? 「『ちがい』があっても、誰もが安心して生活できる学校」にするための〇カ条の作成

活動の様子

いじめゼロ子どもサミット6
いじめゼロ子どもサミット
いじめゼロ子どもサミット2
いじめゼロ子どもサミット3

【実行副委員長によるまとめ(抜粋)】

サンプル画像

 皆さんは今日のサミットを通してどのようなことを考え、感じたでしょうか。私はこのサミットを通して、自分らしさとはいったい何なのだろうかということを考えました。私は、自分らしさとは「自分がいたい自分でいること」だと思います。自分らしさという言葉は、今、とても世間に広がっていますが、なかなか自分の中では消化しきれていませんでした。しかし、今回のサミットに参加して、自分らしさというのは、自分がいたい自分のまま、自分が誇れる自分のままでいられることだなと気が付くことができました。また、私が強く感じたことは、私たち児童生徒の力は弱くないということです。私はいじめを未然に防ぎたい。もし、起こってしまっているなら、そのいじめをなくしたい。そう思っていても、これまではまだ中学生の私にできることは限られていて、完全になくすことなんてできない。大人が関わらないと何も変わらないと感じ、自分に対する無力感を覚えていました。もちろん、いじめの問題はとても複雑です。難しい問題であるため、大人に頼ることが大切です。しかし、今回の話し合いで、いじめをなくすために積極的に意見を出し合い、考えを深める皆さんを見て、そしてとても濃い時間を共有したことで、大人より、よりこの問題に近い距離にいる私たちだからこそ気づけること、できることがあると学ぶことができました。今日皆さんがそれぞれ感じた、改めて知った学びをぜひ学校に持ち帰り、共有してください。そしてきれいごとではなく、本当にみんなが過ごしやすい、自分のいたい自分でいられる学校生活を送るために活かしてください。いじめのない、誰もが自分らしく生活できる学校にしていきましょう。

参加者の感想より

参加した児童生徒

  • 今まで、「ちがう」はいじめや差別の原因になるなどと思っていましたが、今日話し合ったことにより、「ちがう」とは,その人の個性で,大切にしていかなくてはならないことだと分かりました。また、「ちがう」ことにより、もっといろいろな考えがわかって面白いし、新たなことに出会えるんだなと、考えました。
  • いじめゼロ子どもサミットに参加して,いろいろな学校の人と話をして,「普通とは何か」,「個性の大切さとは」について考えさせられた。中学生の話を聞きながら,中学生の発想力(自分にない考えをもっていること)や僕たちの話をサポートしている姿を見てすばらしいと感じ,自分もそんな中学生になりたいと思った。
  • このサミットを通して「ふつう」とは何なのか,なぜ「ちがい」によって苦しんでいる人がいるのだろうか,それはどうすれば解決ができるのかなどを以前よりも重く受け止め,真剣に考えることができた。ぼくはたくさんの人の意見を聞いたりするなかで,自分らしくてもいいじゃないかと感じた。これからもこのサミットで考えたことを忘れず,たくさんの人に伝えていきたい。
  • 今までの自分は自分の意見に自信がもてないことが多くありましたが,今回のいじめゼロサミットを通して人と違う意見でも同じ意見でも自分の意見に自信を持っていいんだと感じました。またその一人一人の意見を知らない間に自分が思う「普通」でつぶしてしまっていたのではないかと考えました。これからは視野を広く持ち,1つの意見や考えにとらわれすぎず様々な意見に触れていきたいです。

参加した教職員

  • ちがいについて話し合うことで,互いの良さを認め合う風土を醸成するだけでなく,自身について自己理解し,自分の良さを知る,自尊心を高めることにも繋がると考えました。自校に持ち帰り,このテーマを元に全体で考え,いじめゼロに向け,全校体制で取り組んで参ります。
  • 子どもたちが自分のことだけでなく,様々な人のために,様々な視点で深く考える姿を見て,このサミットの意義の大きさを感じました。このサミットでこの姿勢が終わることのないように,日々の教育活動で,また,日々の生活の中で意識していけるようにしたいです。
  • 今回のテーマは,多様性という概念の無い時代に生まれ過ごした大人には,少し難しい内容だと思いました。でも子どもたちは柔軟な考え方でテーマを捉え いろいろな意見を出し合っていて,この子達が担う将来は 多様性を認めるのが当たり前の世の中になっていくのだろうなーと感じました。私たち大人も固定概念を押し付けたりせず子どもたちを見習い『みんなちがってみんないい』が浸透して,より良い社会になっていけばいいなと思いました。
  • 子どもたちが真剣に話し合いをしている姿を拝見し,改めて,いじめゼロに向けた大きなバトンが,受け継がれていると感じました。こうした継続した種蒔きにより,子どもたちが,いずれは親となり,子に受け継がれていくと思います。この先も楽しみです。今日の話し合いは,きれいごとではなく,それぞれに素直な思いを述べていたと思います。そうした話し合いができる場の雰囲気も,素晴らしいと思いました。今日に至るまでの計画や準備等,大変お世話になりました。

参加した保護者

  • 子どもたちが皆,積極的に参加している姿勢がとても良かった。また,中学生のファシリテートが素晴らしかった。そのお陰で,小学生も臆する事なく意見を述べる事が出来ていたと思う。このような機会に参加させていただき,感謝します。
  • 子供の真剣な考えに圧倒されました。意見を発言することはとても勇気のいることだと思いましたが,みなさん堂々としていて,立派でした。
    どこかで,区別している,差別している,どうしてかと考えさせられ,子供達の発想に納得したりと,あっという間の時間でした。
    貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
  • 「多様性を理解する」とは,大人でも難しい内容なのに中学生と小学生の子供たちが,自分達の言葉で意見を出し合って発表している姿に驚きました。
    自分達に出来る事は何なのか。知らないことを知ろうとしている姿は,立派だなぁと感じました。それぞれの子供たちが,自分の学校で今日学んだ事を伝えて。それが,どこまでみんなに伝わるのかは分からないけれど。「多様性って,こーいうこと?」と,みんなが考えるきっかけになればいいなと思いました。ジェンダー問題については,子どもたちよりも大人の私達の方が受け入れてない人が多いのではないかと。私自身は思っているので。
    今日は私も一緒に参加できて嬉しく思っています。ありがとうございました。
  • 今回のテーマは,多様性という概念の無い時代に生まれ過ごした大人には,少し難しい内容だと思いました。でも子どもたちは柔軟な考え方でテーマを捉え いろいろな意見を出し合っていて,この子達が担う将来は 多様性を認めるのが当たり前の世の中になっていくのだろうなーと感じました。私たち大人も固定概念を押し付けたりせず子どもたちを見習い『みんなちがってみんないい』が浸透して,より良い社会になっていけばいいなと思いました。

このページの内容に関するお問い合わせ先

青少年支援課 いじめ対策・不登校支援室 児童生徒指導係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 5階

電話番号:0285-22-9676

ファクス番号:0285-22-9650

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