渡良瀬遊水地とは
面積約3,300ヘクタールの渡良瀬遊水地は、栃木・茨城・群馬・埼玉の4県4市2町にまたがる、本州以南最大のヨシ原を有する湿地であり、小山市の南西端に位置しています。
渡良瀬川・思川・巴波川の3河川が流れ込み、洪水を一時的にため込み、首都圏に住む人々の生命と財産を守る利根川治水の要です。
重要な湿地として保全していくことの必要性が国際的にも認められ、2012年7月3日に、ラムサール条約湿地に登録されました。
小山市は渡良瀬遊水地第2調節池の約260ヘクタール(遊水地全体の約7.9パーセント)を有しています。

空から見た渡良瀬遊水地(写真手前側が第2調節池 平成25年4月29日小山市下生井地区上空より撮影)
渡良瀬遊水地保全・利活用協議会について
渡良瀬遊水地保全・利活用協議会はラムサール条約の目的に掲げられた「湿地の保全」と「湿地の賢明な利用」に向けて、遊水地の歴史を踏まえつつ、「遊水地の治水機能の向上」、「積極的な自然環境の保全再生」、「様々な利活用の促進」、「地域振興」を図るため、関係機関や周辺住民・利用者等が十分に対話を行うことを目的に2013年8月2日に設立された協議会です。
渡良瀬遊水地に関する各種パンフレットも作成していますので、ぜひご覧ください。
- 渡良瀬遊水地保全・利活用協議会パンフレット(2019年7月発行) [PDF形式/4.78MB]
※協議会の構成団体やイベント情報をまとめたパンフレットです。