ホストタウンとは
日本の自治体と、2021年に延期となった「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」に参加する国・地域の住民等が、スポーツ、文化、経済などの多様な分野で交流することを通じて、地域の活性化等に活かし、東京大会を超えた末永い交流を実現することを目的とした政府の取り組みです。
ハンガリー
登録の状況
2019年(令和元年)6月28日に、ハンガリーを相手国とするホストタウンに登録されました。
登録の経緯
栃木県は、ハンガリーの著名な彫刻家であるワグナー・ナンドール氏が益子町に移住した縁により、ハンガリーを相手国とした事前キャンプの誘致を行うこととし、2016年(平成28年)6月14日にホストタウンに登録されました。
その後、小山市には、県有施設である栃木県立温水プール館や栃木県立県南体育館があることから、これらの施設を活用した「東京オリンピック事前キャンプの誘致」を栃木県と連携し、進めています。
2019年(令和元年)6月28日にハンガリーを相手国としたホストタウンに登録され、同年7月には水球チームが、2020年(令和2年)2月には新体操チームがそれぞれ視察を兼ね来市し、トレーニングキャンプを行いました。
また2020年(令和2年)2月9日には、水球・新体操・体操の3競技団体と東京2020オリンピック事前キャンプに係る覚書を締結しました。
ハンガリーってこんな国
ハンガリーといえば、街全体が世界遺産に登録され、「ドナウの真珠」とも称される首都ブダペストと、カロチャ刺繍やアカシア蜂蜜といった特産品が有名です。
国技は水球で、ほかにもハンドボールやサッカーなどがさかんです。
©MTÜ
面積
約9.3万平方キロメートル(日本の約4分の1)
人口
約980万人(2019年1月、中央統計局)
首都
ブダペスト
言語
ハンガリー語
ナイジェリア
登録の状況
2020年(令和2年)2月28日に、ナイジェリアを相手国とするホストタウンに登録されました。
登録の経緯
2016年(平成28年)、小山市の田んぼアートイベントにおけるナイジェリア連邦共和国政府関係者の来市や、アフリカ関連企業の代表者である市内出身者を通じて同国との交流が始まりました。
2019年(令和元年)には、ナイジェリアオリンピック委員会関係者やナイジェリア大使館特命全権大使が数回にわたり、トレーニング会場の視察を行いました。
2020年(令和2年)2月28日にナイジェリアを相手国としたホストタウンに登録され、ウエイトリフティング競技の事前キャンプ実現に向けて準備を進めています。
ナイジェリアってこんな国
ナイジェリアは西アフリカに位置する連邦制共和国で、およそ2億人の人口はアフリカ最大の人口大国です。
西アフリカ最大の都市と言われるラゴスでは、アフリカ音楽のスーパースター達が所有するライブハウスやアートギャラリーなどが多数存在します。
スポーツでは、アフリカ屈指のサッカー強豪国と言われています。
面積
92万3773平方キロメートル(日本の約2.5倍)
人口
1億9,587万人(2018年、世界銀行)
首都
アブジャ
言語
英語(公用語)、各民族語(ハウサ語、ヨルバ語、イボ語等)
事前キャンプの誘致状況
国 | 国・競技名 | 出場権 | トレーニングキャンプ 受入れ実績(日程、人数) |
---|---|---|---|
ハンガリー | 水球(男子) | 獲得 | 2019年7月6日から7月12日まで、21名 |
水球(女子) | 未獲得 (2021年1月五輪最終予選開催予定) |
2019年7月9日から7月12日まで、19名 | |
体操(女子) | 獲得(個人総合 ジョーフィア・コヴァチ選手) | なし | |
新体操 | 未獲得 (2021年4月から6月まで五輪最終予選開催予定) |
2020年2月8日から2月17日まで、19名 | |
ナイジェリア | ウエイトリフティング | 未獲得 | なし |
今後の取り組み(予定)
東京2020大会に向けて、事前キャンプの受入れをはじめとする交流事業を実施し、大会終了後も継続して交流を行います。
- 市内商業施設でのホストタウン紹介イベント
- ホストタウンフレーム切手製作(日本郵便)
- 市内小・中学生とホストタウン相手国選手・関係者とのオンライン交流会
みんなで応援しましょう!
1年延期となった東京2020大会ですが、選手たちはオリンピックに向けて日々練習やトレーニングに励んでいます。
選手達にとって市民の皆様の応援が力になります。
一緒に各国代表選手の応援をしてオリンピックを盛り上げましょう。
応援よろしくお願いします!