JR小山駅は、新幹線で東京まで42分という立地条件から、1日あたりの乗降客数が4万人を超え、駅周辺では商業・業務施設やマンション等の建設も進み、北関東の玄関口として主要な公共交通機関の結節点となっています。
しかしながら、小山駅周辺は、JR宇都宮線により東西に分断されているため、駅両側の市街地において一体としての都市機能が発揮できない状況にあります。
そのため、新しく東西市街地を結ぶ自由通路を整備し、駅東西のまちを一体化することで、【小山駅の新しい顔である東口】と【行政やまちなか居住の拠点である西口】のそれぞれの特徴を活かした相乗的効果から、中心市街地の活性化を図ろうとするものです。
整備効果
- 駅内外の利便性の向上
- 駅周辺の回遊性の向上
- 駅東西の一体化による中心市街地の活性化
- 東口から新幹線や両毛線へのアクセス時間の短縮
- 駅内外のバリアフリー化による安全かつ快適な移動の確保
- 北関東の玄関口としてのイメージ向上による企業誘致やまちなか居住の促進
- 西口への迂回車両の減少による排気ガスの削減・温暖化の防止
事業概要
- 延長:約90m幅員:10m
- エレベーター2基(東口:1基、西口:1基)
- エスカレーター4基(東口:2基〔上下〕、西口:2基〔上下〕)
※同時に、駅構内のバリアフリー化(エレベーターの設置等)もJR東日本により進められます。
事業期間
工事着手
平成22年10月12日
工事完了
平成25年3月29日(自由通路の開通は、平成24年6月23日です。)