絹義務教育学校7年生の皆さん、ご進級おめでとうございます。
前期課程を修了し、後期課程の生徒として、新たな気持ちをもって進級した皆さんに、心よりお祝い申し上げます。
後期課程の3年間は、皆さんにとって、多くのことを経験し、人間的にも成長できる時期です。また、前期課程で学んだことをもとに、自分の「長所」や「可能性」に気づき、将来への夢が大きく膨らむときでもあります。7年生としての自覚も新たに、学習や部活動などに真剣に取り組み、充実した毎日を送ってください。また、その中で人を思いやる心や感動する心も大切にしていってほしいと思います。
保護者の皆様、お子さまの進級、誠におめでとうございます。後期課程の生徒は、子どもから大人へと心身共に大きく成長する時期であり、多感な思春期でもあります。お子さまの自主性を尊重すると同時に、不安定になりがちなお子さまの心の「支え」になっていただくことをお願いいたします。
小山市といたしましても、市民の皆様の教育に対する大きな期待を背に、様々な教育課題の解決に向けて、できる限りの支援をしていきたいと考えております。
市長として、私は、持続可能な「田園環境都市小山」を目指し、すべての市民が、心豊かに生き生きと暮らしていけるようにしていきたいと考えております。コロナへの対応が変わり、私たちの日々の生活も、やっと元に戻りつつあります。未来を担う子どもたちのために、「子どもの瞳が輝き、笑顔があふれ、元気なあいさつが響く」学校づくりを、精一杯支援していく所存でございます。
結びに、校長先生はじめ、職員・保護者・地域の皆様が一体となり、教育活動を展開することで、絹義務教育学校がますます充実発展されますこと、また、この予測困難な時代を力強く切り拓いていく生徒の皆さんの成長を期待して、お祝いの言葉といたします。
令和6年4月9日
小山市長 浅野 正富