市の花 オモイガワザクラ(制定日:昭和53年7月10日)
思川桜は、昭和29年(1954年)に小山市東島田の思川のほとりにある修道院の庭先で、春秋二度咲く「十月桜」の種子を東大理学部付属植物園元主任の故久保田秀夫先生が採取し、種を蒔いて育てたところ花の様子が違っており、色が濃く花は小ぶりの突然変異でした。
この新種の桜に、修道院のそばを流れているきれいな川のイメージにぴったりとのことから「思川桜」と命名し、学会に発表されたものであり、小山市原産の名桜です。
花弁は10片ほどの半八重咲きで、春にだけ花を咲かせます。
ソメイヨシノと八重桜の中間の時期に淡い紅色の可憐な花が咲き、その枝ぶりもやわやわと優しいのが魅力です。
市の木 シラカシ(制定日:昭和53年7月10日)
市の公園や神社の境内などに多生するシラカシは自然な姿を保つ代表的な樹木。幹は天上にそびえ、枝は四方に勢いよく広がり、自然を守る市民の融和と発展の姿を表しています。
市の鳥 セグロセキレイ(制定日:昭和53年7月10日)
セグロセキレイは白と黒のツートンカラーの、渓流地帯に見られるスマートな日本固有の鳥翼長10センチメートル程度。思川の清流によく似合い、その姿はクリーン小山を象徴しているかのようです。