ユネスコ無形文化遺産「結城紬」
結城紬は、小山市の東部、鬼怒川に面した地域を中心に生産されている高級絹織物であり、下野市、茨城県結城市でも生産されています。
すべて手作業による工程を経て完成される結城紬は、その柔らかな風合いと独特の渋みがあり、いつまでも飽きのこない上品な雰囲気を漂わせています。
結城紬の歴史
重要無形文化財としての結城紬
小山市の取り組み
結城紬の歴史
外部リンク
文化庁<外部リンク>
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会<外部リンク>
ユネスコ無形文化遺産「代表一覧表記載認定書」伝達式
重要無形文化財としての結城紬
結城紬の製作には、数多くの工程がありますが、その中でも次の3つの工程を経たものが、重要無形文化財の指定要件とされています。
1.糸はすべて真綿から手つむぎしたもの
「ツクシ」と呼ばれる道具に真綿を引っ掛けて糸を引き出し、「オボケ」と呼ばれる桶に糸をためていきます。
2.絣の模様をつける場合は手くびりによること
絣の柄となる部分に、染料が染み込まないよう、墨付けした部分を綿糸でくくっていきます。
3.地機(じばた)で織ること
地機は最も原始的な織機と言われており、大きな特徴は、機に張る経糸(たていと)を、腰で吊って張り具合を調整できることにあります。
小山市の取り組み
小山市本場結城紬復興振興5カ年計画(平成25年3月策定)
小山市本場結城紬復興振興5ヵ年計画(平成25年3月策定)(ファイル:986KB)
第2期小山市本場結城紬復興振興5カ年計画(平成30年3月策定)
第2期小山市本場結城紬復興振興5カ年計画(平成30年3月策定)概要版 [PDFファイル/574KB]
第2期小山市本場結城紬復興振興5カ年計画(平成30年3月策定) [PDFファイル/7.69MB]