今年(2022年)も繁殖が確認されました
今年も昨年と同じペアが、同じ場所で営巣(巣作り)し、無事にヒナが誕生しました。
皆さんで成長を温かく見守りましょう。
2羽目のヒナの巣立ちが確認されました
巣立ったヒナ:セラ
オス(個体番号:JO425)
足環
右:青、赤
左:黒、黒
巣立ちの日時
令和4年6月7日(火曜日)13時頃
人工巣塔から飛び立ち栃木市方面へ飛び去ったあと、巣塔から約1キロメートル西方の第2調節池内に着地していることが確認されました。
(左から)飛び立ったセラ、ひかる、ひなた(撮影:テレビ小山放送(株))
ヒナ2羽のうち1羽が人工巣塔から巣立ったことが確認されました
巣立ったヒナ:ひなた
メス(個体番号:JO424)
足環
右:青、黄
左:緑、緑
巣立ちの日時
令和4年6月5日(日曜日)13時1分
人工巣塔から飛び立ち、巣塔付近西側の草むらに着地していることが確認されました。
巣塔から飛び立つひなた(撮影:横田耕司さん)
5月11日にヒナ2羽へ足環を装着しました
誕生したヒナが順調に育っていることから、5月11日(水曜日)に個体識別のための足環装着及び検体採取を行いました。
作業の結果、ヒナは順調に成長していることが分かりました。
詳細は、記録資料をご覧ください。
4月1日にヒナの姿を確認しました
4月1日に市民の方からの動画提供により、ヒナの姿が確認されました。
4月1日現在、少なくとも1羽のヒナが確認されています。
撮影:星野義和さん(小山市在住)
3月29日のふ化を推定しました
ふ化推定日:2022年3月29日(少なくとも1羽)
3月29日
ヒナがふ化した時に見られる親鳥が餌を吐き出すような行動が観察される(1回目)
3月30日
ヒナがふ化した時に見られる親鳥が餌を吐き出すような行動が観察される(2回目)
※ヒナの姿が確認できましたら、改めてお知らせいたします。
2月22日の産卵開始を推定しました
1月下旬頃から
交尾らしき行動を確認
2月20日頃から
交代で巣に伏せるような行動を確認
ボランティアの方が観察された記録から、2月22日に産卵が開始したと推定されました。
推定作業に協力いただいた機関
ペア個体について
オス:「ひかる」6歳(個体番号:J0128)
平成28年(2016年)3月28日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ
メス:「レイ」3歳(個体番号:J0238)
平成31年(2019年)4月6日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ
観察マナーの浸透にご協力ください
大空を悠々と飛ぶコウノトリですが、何かにぶつかったりしてケガをするケースが少なくありません。
巣に近づかないようにして、巣以外の場所で見かけても十分に距離をとることが大切です。
また、コウノトリを観察・撮影しようとして道路や農道に駐車すると、地元の住民の方に迷惑をかけてしまうかもしれません。
コウノトリにも、地域にも十分に配慮し、楽しく観察しましょう。
関連情報
市民による参加型コウノトリ目撃情報
※全国各地で目撃された最新の情報が分かります。