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  • 【更新日】2025年4月10日
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帯状疱疹予防接種について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)に罹ったときに体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが加齢、疲労、免疫力低下等により再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水泡(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。また、帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

帯状疱疹予防接種について

令和7年4月より帯状疱疹ワクチンの定期予防接種化に伴い、現行の制度が一部改正となります。

対象者

定期予防接種

接種日時点で小山市に住民登録のある方で以下のいずれかに該当する方(今までに助成を受けたことのある方は対象外となります。)

年度内に65歳となる方
・60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方
・令和7年度から5年間の経過措置として、年度内に70,75,80,85,90,95,100歳となる方

100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。
お一人につき助成の機会は一度まで(生ワクチン接種の場合1回、不活化ワクチン接種の場合2回まで)となります。
 (任意接種として受けた助成も含む)

定期予防接種の対象者には令和7年4月上旬に個別通知を送付予定です。

任意予防接種

・接種日時点で小山市に住民登録のある50歳以上の方(ただし、定期接種対象者は除く)

今までに助成を受けたことのある方は対象外となります。
お一人につき助成の機会は一度まで(生ワクチン接種の場合1回、不活化ワクチン接種の場合2回まで)となります。
 (定期接種として受けた助成も含む)

任意予防接種の対象者には、個別通知の送付はございませんのでご注意ください。

自己負担額/助成額

定期予防接種

ワクチンの種類

生ワクチン
(乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン)

不活化ワクチン
(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン シングリックス)
接種回数 1回 2回
自己負担額 3,560円/回 9,060円/回

※医療機関にてお支払いいただく接種料金は上記の金額となります。
※どちらかのワクチンを接種します。助成を受けられるのはどちらか一方のみです。

任意予防接種

ワクチンの種類

生ワクチン
(乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン)

不活化ワクチン
(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン シングリックス)
接種回数 1回 2回
助成額 4,000円/回

10,000円/回

助成額を超えた金額は自己負担となります。窓口負担額は医療機関によって異なります。
※どちらかのワクチンを接種します。助成を受けられるのはどちらか一方のみです。

受託医療機関一覧

定期予防接種は、栃木県内の受託医療機関で受けることができます。
任意予防接種は、小山市・下野市・野木町・上三川町の受託医療機関で受けることができます。

受託医療機関につきましては以下のリンクよりご確認ください。
(下野市・野木町・上三川町の医療機関における接種実施の可否につきましては、お手数ですが直接ご希望の医療機関へご確認ください。)

接種をご希望の場合は、直接医療機関へご連絡いただき、ご予約の上、接種を受けてください。
受託医療機関で接種した場合は、ご自身での助成申請手続きをすることなく、医療機関窓口でのお支払いが助成額の差し引かれた金額となります。

予診票

予診票及び説明書は、受託医療機関にご準備がありますので、接種当日に医療機関でご記載ください。
個別に必要な場合は以下からもダウンロードできますので、ご活用ください。

上記受託医療機関以外で接種した場合の助成について

特別な事情により上記の受託医療機関での接種が困難な方につきましては、助成制度がありますので、以下により小山市役所健康増進課へ申請してください。
(接種した医療機関で一度全額自己負担をしていただいた後、小山市役所健康増進課に助成金の申請書類を提出していただだくことで、助成金額の上限を限度にお振込みをいたします。)​

帯状疱疹ワクチンとは

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)の2種類があります。

接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

ワクチンの比較

  生ワクチン「ビケン」  不活化(組換え)ワクチン「シングリックス」
接種回数

1回
(皮下接種)

2回
(筋肉内接種)
接種スケジュール

通常、2か月以上の間隔をおいて2回接種
※接種間隔が2ヵ月を超えた場合は、
6か月後までに2回目の接種を行う

他のワクチンとの接種間隔

他の生ワクチンとの接種間隔は
27日以上あける必要あり

制限なし

※インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン・高齢者用肺炎球菌ワクチンとの同時接種は
医師が特に認めた場合のみ可能

接種できない方
  1. 明らかに発熱(通常37.5℃以上)がある方
  2. 重い急性の病気にかかっていることが明らかな方
  3. 帯状疱疹ワクチンの成分によって、アナフィラキシー(接種後約30分以内に起こる呼吸困難などのひどいアレルギー反応)を起こしたことがある方
  4. その他、予防接種を行うことが不適当な状態であると医師に判断された方
  5. 妊娠している、または妊娠している可能性がある方
  6. 先天および後天性免疫不全、または免疫抑制状態の方
  1. 明らかに発熱(通常37.5℃以上)がある方
  2. 重い急性の病気にかかっていることが明らかな方
  3. 帯状疱疹ワクチンの成分によって、アナフィラキシー(接種後約30分以内に起こる呼吸困難などのひどいアレルギー反応)を起こしたことがある方
  4. その他、予防接種を行うことが不適当な状態であると医師に判断された方
接種を受ける際に医師と相談しなければならない方
  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
  2. 予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹はどのアレルギー症状があった方
  3. 過去にけいれんを起こしたことがある方
  4. 免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  5. 帯状疱疹ワクチンに対してアレルギーを起こすおそれのある方
  6. 3ヵ月以内に輸血またはガンマグロブリンの投与を受けた方
  7. 6ヵ月以内にガンマグロブリン療法を受けた方
  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
  2. 予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹はどのアレルギー症状があった方
  3. 過去にけいれんを起こしたことがある方
  4. 免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  5. 帯状疱疹ワクチンに対してアレルギーを起こすおそれのある方
  6. 血小板減少症や凝固障害を有する方
  7. 抗凝固療法を実施されている方

帯状疱疹ワクチンの安全性・副反応

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについてはアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、不活化ワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めて場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

主な副反応の発現割合 生ワクチン「ビケン」 不活化(組換え)ワクチン「シングリックス」
70%以上 注射部位の疼痛
30%以上 注射部位の発赤 注射部位の発赤、筋肉痛、疲労

10%以上

注射部位のそう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結

注射部位の腫れ、胃腸症状、悪寒、発熱

1%以上

発疹、倦怠感 痛み、倦怠感、全身疼痛

帯状疱疹ワクチンの予防効果

  生ワクチン「ビケン」 不活化(組換え)ワクチン「シングリックス」
接種後1年時点 6割程度

9割以上

接種後5年時点 4割程度 9割程度
接種後10年時点 7割程度

予防接種健康被害救済制度について

副反応による健康被害が生じた場合には救済制度が設けられています。詳細については、予防接種健康被害救済制度についてのホームページをご確認ください。
なお、定期接種と任意接種とで制度が異なりますので、ご注意ください。

このページの内容に関するお問い合わせ先

健康増進課 保健予防係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 3階

電話番号:0285-22-9526

ファクス番号:0285-22-9543

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