電気火災が発生しています!
私たちの身の回りにある電化製品・コンセントから火災が発生しています。小山市消防本部管内でも、「モバイルバッテリーの破損」、「配線の劣化や破損」、「コンセントのホコリ」などの原因で火災が発生しています。
電気火災を予防するポイント
- コンセントはきちんと差しましょう。
- コンセントにホコリを溜めないようにしましょう。
- 電気コードは束ねたり、ねじれたまま使用しないようにしましょう。
- たこ足配線はやめましょう。
- 電気ストーブや照明器具の近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
- 家具で電気コードを踏みつけないようにしましょう。
- 電気コードを抜くときは、コード部分を引っ張らないで、プラグ本体を持つようにしましょう。
- 故障やコードが傷んだ電化製品は使用しないようにしましょう。
- 使用していない電化製品は、コンセントを抜きましょう。
- 電化製品の取扱説明書をよく読みましょう。
たこ足配線はやめましょう
コンセントや延長コード(テーブルタップ)には定格容量(許容電流)が決まっています。(一般的には15A・1500W)
たこ足配線などにより、一度に多くの電気機器を使用し続けると、定格容量を超えた過電流が流れ、発熱して出火するおそれがあります。
電気機器の消費電力やコンセントや延長コードの許容電流を確認し、たこ足配線はやめて、定格容量内で使用しましょう。
たこ足配線の例
リチウムイオン電池火災について
電気火災のうち、近年増加しているのがリチウムイオン電池に関係する火災です。リチウムイオン電池はスマートフォンやタブレットなどの小型電子機器、それらを充電するモバイルバッテリーに広く使用されています。
県内他市のごみ処理施設において、出火原因究明には至りませんでしたがリチウムイオン電池などが原因と考えられる火災が発生しました。この火災によりごみ処理施設が稼働できず、市のごみ処理能力の7割失う結果となり、市民生活に多大な影響を与えてしまうことになりました。
リチウムイオン電池が使用されている製品例
- スマートフォン
- タブレット
- ノートパソコン
- モバイルバッテリー
- 携帯扇風機
- コードレス掃除機
- 電動工具
- 電動アシスト自転車
- LEDライト
リチウムイオン電池火災を予防するポイント
- 購入する際は、電化製品が安全性を満たしていることを示す「PSEマーク」が付いている製品にしましょう。また、モバイル機器の安全性向上に取り組んでいる団体(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)の評価試験に合格した製品には「MCPCマーク」が表示され、安全な製品を見極めるポイントとなります。
- 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があった場合は使用を取りやめ、メーカーや販売店に相談しましょう。
- 膨張、異音、異臭などの異常がある製品は使用するのをやめましょう。
- 充電器は、製品に付属されているものか、メーカーの指定のものを使用しましょう。
- 可燃ごみや不燃ごみなどに混ぜて廃棄するのは絶対にやめましょう。
- 分解(改造)したり、落としてしまい破損したものを使用するのは絶対にやめましょう。

