ケアンズ市の概要
ケアンズ市は、オーストラリア大陸の北東岸にあるクイーンズランド州の北部に位置しています。
市の面積は1,687平方キロメートルで、人口は約16万6000人です。
北西は「世界最古の森」と呼ばれる熱帯雨林、東は、世界最大のサンゴ礁地帯であるグレート・バリア・リーフに囲まれ、これらの魅力により、ケアンズ市は観光地として知られています。
グレート・バリア・リーフ
世界最古の熱帯雨林
歴史
現在のケアンズ市は、かつてアボリジニ(先住民)が居住してた場所でした。
日々、様々な文化が消滅している中、ケアンズ地域では太古より続く文化を、サンゴ礁や熱帯雨林との共存を図ることで、守ってきました。
また、1770年、ジェームズ・クックがはじめてこの地を調査し、トリニティ湾と名付けた歴史のある都市です。
アボリジニ
アボリジニ
気候
ケアンズ市には、はっきりとした四季がなく、雨季(11月から5月まで)と乾季(6月から10月まで)に大別されます。
また、ケアンズ市は熱帯モンスーン気候に属していて、オーストラリアの中でも最も湿度の高い都市です。
アイアンマン・ケアンズ
ケアンズ・エスプラネード
観光
ケアンズ市は、観光地として有名です。
日本列島とほぼ同じ面積で世界最大のサンゴ礁地帯、グレート・バリア・リーフは、1981年に世界自然遺産に登録されました。
その他にも、世界最古の熱帯雨林に囲まれた村、キュランダ。
ケアンズ市の先住民であるアボリジニについて学び、文化体験のできるジャプカイ・アボリジニ。
そして、コアラ、アオウミガメなどの動物や熱帯雨林の自然を肌で感じることが出来るレインフォレステーションなど、たくさんの観光地があります。
コアラ
アオウミガメ
リンク
- ケアンズ市(英語)ホームページ<外部リンク>