紹興市の概要
紹興市は、浙江省東北地域の中心部に位置し、東を省都の杭州市に西を有力都市寧波市に隣接しています。
市の面積は8,256平方キロメートルで人口は433.3万人と、日本では比較的大きな県に相当するものとなっています。
産業は、水稲、茶、果実などの農産物をはじめ、工業面は醸造、機械、紡績などが盛んです。
特に「紹興酒」の生産地として有名であり、2000年の歴史を持ち日本や東南アジアにも輸出しています。
紹興酒は、もち米を原料に鑒湖の清水を用いて醸造され、カメに封じられ3年以上貯蔵した良質の老酒です。
長く貯蔵することで、コクのある甘味と酸味が見事に調和し、芳醇な味わいとなります。
また、書道の大家の王義之が生活していた「蘭亭」は、書道の聖地として有名であり、紹興市の西南から約14キロメートル離れた蘭渚山の麓に位置します。
観光スポットとして有名な「鵝池」は、王義之がガチョウを好きでこの場所でガチョウを習字していたところでもあります。
紹興市の街並み
市のギャラリー
蘭亭(鵝池)
東湖
水郷
リンク
- 紹興市(中国語)ホームページ<外部リンク>