税金は皆さんの生活を支えています
皆さんが納めた税金は、生活に必要な事業を支えています。例えば、市民のみなさんの安全を守る防災対策や救助活動、生活に役立つ道路・水道の整備、助け合いのための福祉事業や国民健康保険事業など、身近な生活に使われています。
しかし、納税しない人が増えると、これらの事業が行えなくなり、これらのサービスが十分に提供できなくなり、快適な生活を送ることができなくなってしまいます。市民の皆さんが豊かで安心して暮らすために、一人一人がきちんと納税することが大切です。 また、納税の義務は、憲法でも定められており、期限を守って納めるものです。 期限を守らないと、延滞金など不利益になってしまうだけでなく、きちんと期限内に納付している大多数の人たちと不公平になってしまいます。税金は遅れず納期限内に納めましょう。
税金を納めないとどうなるの?
税金を納めないとどのようなペナルティがあるのでしょうか。
納期限を過ぎても、税金を滞納したままにすると、本来納める金額の他に延滞金が発生し、納税が遅くなるほど負担が大きくなってしまいます。それでも納付がない方には、督促状が発送され、差し押さえとなります。これは、法律で決められており、未納の金額の大小や、納期限から遅れている期間は関係ありません。
差し押さえとは?
差し押さえをする財産には、次のような例があります。
預貯金
金融機関の預貯金の残高を税金に充てます。それでも完納できない場合は、繰り返し差し押さえをします。
給与
勤務先に給与の調査を行い、その結果をもとに、法律で定められている最低生活費や源泉徴収額、社会保険料等を差し引いた額を計算し、毎月の給与から税金に充て続けます。
生命保険
契約している生命保険を解約し、解約返戻金を税金に充てます。
自動車
自動車の名義を差し押さえします。その後、タイヤロックをし、自動車を公売した代金を税金に充てます。
動産(現金や貴金属等)
自宅や事業所などを捜索します。発見された現金や貴金属等などを差し押さえし、公売で売れた代金を税金に充てます。税金の未納による捜索は、裁判所を通さずに可能であることが法律で定められています。
上記以外にも、売掛金や所得税の還付金なども発見され次第差し押さえとなります。 税金は大切な市民の皆さんの財源です。早めの納付をお願いします。
不動産
土地・家屋等の不動産を差し押さえします。公売して売れた代金を税金に充てます。
こんなときは早めの相談を
病気や交通事故に遭われた方
一時的に納期限内に納められない事情が発生した方は、納税相談を受付けています。 ご事情や現在の収支、生活状況等を伺い、納付方法についてご相談しますので、納税課までご連絡ください。
災害に遭われた方や事業が廃止された方
災害による相当の損害や、事業に目立つ損失を受けた方に関しては、原則1年以内の期間、納税の猶予を受けられる場合があります。延滞金が軽減されたり、差し押さえを猶予する場合もありますので、お早めにご相談ください。
納税課では、毎週火曜日は19時まで窓口を延長しております。また、月末の日曜日には、日曜納税相談窓口を開設しておりますので、ご利用ください。
平日延長窓口
毎週火曜日 午後5時15分から午後7時00分まで(祝日を除く)
日曜納税相談窓口
毎月月末の日曜日 午前8時30分から午後5時15分まで
よくある質問
Q.住宅ローンや借金があって払えません。
A.個人的な借り入れがあることは納税できない理由にはなりません。税の公平性から財産調査の上、差し押さえとなります。