さまざまな人権問題を広く市民の皆様に身近に感じていただき、一人一人が人権問題を自分の問題として考えることができるように、あらゆる機会を通じて啓発活動を行っています。
小山市では、啓発活動の一つとして人権啓発リーフレット「おやま」を毎年発行し、広報小山12月1日号に差し込んで配布しています。また、市内公共施設の窓口のラック等に入れ、自由に手にしていただけるようにしています。
令和6年度発行
今回は、「相手に対する無理解」や「偏見による決めつけ」などから出てしまう言動や態度によって、相手をおとしめたり傷つけてしまったりする「マイクロアグレッション」を中心に取り上げました。また、8月の人権講演会での渡部陽一さん(戦場カメラマン)の講演の中で特に記憶に残ったメッセージをまとめてみました。
「誰もが自分らしく生きられる社会」「一人一人の違いを認め合い、豊かさとして共生できる社会」の実現のため、参考にしていただけたら幸いです。
主な内容
- 「ひろ」と呼ばないで!
- マイクロアグレッションについて考えてみませんか
〇マイクロアグレッションとは…
〇こんな言動をしていませんか?されていませんか?
〇無自覚に相手を傷つけないために… - 第45回人権講演会(講師 戦場カメラマン 渡部陽一氏)
『戦場の現場から祈りを捧ぐ ~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~』 - R6人権啓発リーフレット [PDF形式/3.48MB]
令和5年度発行
人権講演会にトランスジェンダーの杉山文野さんをお招きし、性的マイノリティの人権について講演をしていただきました。また、本年6月23日にはLGBT理解増進法が施行されたことや、本年4月1日から小山市パートナーシップ宣誓制度がスタートしたことを踏まえ、今回のリーフレットでは主に「多様な性ののあり方」について取り上げました。
主な内容
- りんごは何色?
- 多様な性のあり方について考えてみませんか
- LGBT理解増進法
- 小山市パートナーシップ宣誓制度
- 第44回人権講演会より(講師 杉山文野氏)
- 言葉の重みについて考えてみませんか
- 小山市人権キャラクター「つむりん」の紹介コーナー
令和4年度発行
小山市では平成25年(2013年)に小山市いじめ等防止市民会議を開催し、『おやまのよい子を育てる大人宣言』を策定しました。
今年で10年目を迎えた同会議でこれを見直し、『おやまっ子をみんなで育もう!大人宣言』として改定しました。今回の啓発リーフレットの表紙に掲載しましたので、地域の大人の一員として、この大人宣言を心のよりどころに子どもたちとかかわっていただけたらと願います。
主な内容
- おやまっ子をみんなで育もう!大人宣言
- 子どもの権利ってなに?
- 子どもとのコミュニケーション
- 〔人権トピックス〕人権に関する三つの法律をご存知ですか?
令和3年度発行
リーフレットの表紙のイラストを見て、みなさんは、どの行動が気になりますか?
この後、こんな人権侵害につながるかもしれません。AさんとBさんのどちらが気になりますか?ファイルをクリックして確認してみましょう。
(イラスト:福富 靖 氏)
ますます身近になるインターネット。誰もが被害、加害者になる可能性があります。
インターネットを人権侵害の道具にしないためにはどうすればよいか考えてみませんか?
リーフレット内で取り上げた参考資料・参考ホームページは、以下の通りです。
インターネットと人権について学んでみませんか?
人権ワークショップ2020(栃木県教育委員会)「見えてる?見えてない?」
インターネットと人権
リーフレットの中では、インターネットと人権の問題についても取り上げました。
総務省のホームページ「#No Heart No SNS(ハートがなけりゃ、SNSじゃない!)」では、SNS等における誹謗中傷対策を紹介しています。
インターネット上のトラブルに巻き込まれないために注意すべきことなど、わかりやすい解説もあります。人権を守るために必要な情報をもとに、インターネットと人権について考えてみませんか。
総務省ホームページ「#No Heart No SNS(ハートがなけりゃ、SNSじゃない!)」
もし、人権のことで困ったら…
人権について困ったことがございましたら、人権相談窓口にご相談ください。
さまざまな人権に関するご相談を、電話やインターネットで受け付けています。
リーフレットで紹介しました相談窓口は以下の通りです。
多様な相談窓口の紹介(法務省HP 下のほうに相談窓口の詳しい案内があります。)
令和2年度発行
新型コロナウイルスによる「偏見」や「差別」をテーマに取り上げました。
もし、自分や自分の大切な人が新型コロナウイルスに感染したら…
コロナ禍の今こそ「人権」について考えてみませんか?
もし、自分の周りの人が感染したら…
もし、自分の周りの人が感染したら、心の中にどんな気持ちが生まれるでしょうか。当てはまる気持ちをクリックしてみましょう。
- 「感染するのがこわい!!」とにかく不安な気持ち
- 「みんな感染した人のこと、知りたいよね?」みんなのことを考える気持ち
- 「感染予防をしないからだ!」自分の正義を主張したい気持ち
- 「自分には何ができるかな?」感染された方を心配する気持ち
それぞれの気持ちに関連した令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガンや「新型コロナウイルスの感染拡大に伴ういじめや差別」についての報告書の言葉を下に掲載しました。
周りの人が感染したとき、新型コロナウイルスによる偏見や差別につなげないためには、どうすればよいでしょうか。
1.「感染するのがこわい!!」


2.「みんな、感染した人のことを知りたいよね?」
3.「感染予防をしっかりしてほしい!」
4.「自分には何ができるかな?」
新型コロナウイルスと人権について考える
「新型コロナウイルスと人権」に関する情報サイトのリンク集を人権教育啓発推進センターが作成しています。
リーフレットの作成にあたって参考にさせていただいた資料をご覧いただけます。
令和元年度発行
平成30年度発行
平成29年度発行
平成28年度発行
平成27年度発行