令和2年度・3年度については、新型コロナ感染症の感染拡大を受け、「いじめゼロ子どもサミット」に代わる取組として、「おやまっ子いじめゼロスローガン」の作成や、いじめを防ぐための活動を市内の小・中・義務教育学校で実施しました。
令和2年度は「これもいじめ?~ネットいじめについて考えよう~」をテーマに、令和3年度は「これって正しい使い方?絶対にいじめにつなげないネット利用について考えよう!」をテーマに設定し、「おやまっ子いじめゼロスローガンづくり」に取り組みました。
ここでは、その概要や代表作品の紹介をします。ぜひ、ご覧ください。ネットいじめにかかわらず、心に残るすばらしい作品が掲載されています。
日々の生活の中で心にとどめていただければ幸いです。
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン
令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン


令和2年度は、「いじめゼロ子どもサミット」に代わる取組として、「おやまっ子いじめゼロスローガン」の作成やいじめを防ぐための活動を市内の小・中・義務教育学校で行いました。
これもいじめ?~「ネットいじめ」について考えよう~
インターネットに接続できる機器が身近に増えたことで、「ネットトラブル」やそこから発生する「ネットいじめ」が問題になっています。加えて、新型コロナの感染拡大への不安により、間違った情報や、不確かな情報あるいは噂話に基づいてSNS等で書き込みをしたり、相手を傷つける言動をしたりすることも大きな問題となっています。そこで、市内の小・中・義務教育学校の児童生徒が「ネットいじめ」や「ネットによる新型コロナに関するいじめ」について考え、にスローガンを作成しました。
さらに、スローガンをもとに作成した「おやまっ子いじめゼロ宣言2020-2021」を小山市内の全小・中・義務教育学校の児童生徒に配付しました。宣言を活用して、新型コロナによるいじめの防止に関する指導を各校で行いました。
気になる項目をクリックしてください。
動画で見る、スライドで見る「スローガン」
スローガンを動画で見ることができます。子どもたちが考えたスローガンには、大人の心にも響く言葉がたくさんつまっています。ぜひご覧ください。(YouTubeに移動します)
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン(ロングバージョン)
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン(ショートバージョン1)
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン(ショートバージョン2)
令和2年度おやまっ子いじめゼロスローガン 低学年向け イラスト付き
子どもたちの言葉が教えてくれること
スローガンの言葉を目にすると、思わず、ドキッとしませんか?
「もしかしたら、あの言葉が」
「自分はそういうつもりはなかったけど、もしかしたら…」
「自分が気付かないだけじゃなかったかな」
「立場を変えて考えてみると…」
など、自分自身を振り返ることが「思いやり」につながっていきますね。















「いじめゼロ」は大人も一緒に
「子どもの社会は、大人の社会を映しています。」
(「おやまのよい子を育てる大人宣言」より)
多くの大人にも、このスローガンを通して「いじめゼロの社会」について考えていただきたいと思います。
職員研修で
小山市・下野市・野木町合同の初級職員研修で、「おやまっ子いじめゼロスローガン」から、「いじめ」について、「人権」について考えていただきました。研修の感想の中から、いくつか紹介させていただきます。
スローガンから伝わった子どもたちの思いについて
- 子どもたちの言葉は、人として当たり前のことを改めて気付かせてくれるもので、スッと自分の心の中に入ってきました。大人が見ることで日常の生活の中で忘れていた大切なことを思い出させてくれると感じました。
- 優しい気持ちをスローガンから感じました。実際に優しい気持ちを持って行動できる人が増えることを願います。
- スローガンがとても心に刺さりました。未就学の子たちにも伝えられるような、考えられるような機会があったらいいなと思いました。なぜだめなのかを考える大切さに気付きました。
- 小中学生がすてきな言葉を使ってスローガンを作れていてすばらしいと思った。その気持ちを忘れずに大人になってくれると誰もが生きやすい環境ができると思う。
大人として「いじめ」を考える
- 大人になってもこれはいじめと思うことがある。スローガンを見て自分の行動を見直したいと思った。
- どの言葉も社会が忘れかけているような当たり前だけど大切なことで、それに気付かされました。大人も一緒にいじめについて考えていくことはとても重要だと思います。
- 子どもの素直な気持ちに大人は何ができるのかなぁと思った。いじめというのは、もしかすると、相手の将来を奪ってしまうことだと思う。自分は、人の一生を背負えるのかと行動や言葉を一度止める必要があると思います。
ネットいじめについて
- ネットの普及で相手への伝達の方法の敷居が低くなった。もっと自分の発することに責任をもってほしい。
- 「正しいと思っていることが誰かを傷付けるかもしれない」という内容のスローガンが心に残った。実際の生活やSNSなどで一つの面から見れば正しいことも違う面から見れば他の人にとっては傷付くことであるかもしれないと心にとめながら行動することが大切だと、改めて感じた。
- 今のところいつの時代になってもいじめはなくならない悲しい事実があります。併せて時代によっていじめの容態や特徴が変わっていくのだと気付きました。子どものスローガンを見て、今は、「自分なりの正義」を振りかざす一方的な正しさがスイッチとなって一層軽い気持ちでいじめが始まってしまうのだと思います。
いじめの予防・解決に向けて
- 自分が関わっている感覚で人権やいじめを考えることが大切になると思う。
- 自分だったらと考え、発言、行動することでいじめは少なくなると思うので、自分自身を含め、周りの人たちにも伝えようと思いました。
- いつでも相談しやすい環境は大切なんだと思いました。
- 自分にはそんなつもりがなくても言葉によって相手を傷付けてしまうことがあるということは、常に意識しなければならないことだと感じました。
いじめで悩んでいる人へ いじめで悩んだ先輩からのメッセージ
- いじめを受けている人は悪くない。
- 一生いじめ続ける人はいない。傷はきえないけれど、ふと忘れる瞬間は必ず訪れる。せまい学校だけが自分の世界じゃない。
- 子どもの世界も大人の世界も昔からあるいじめ。自分が加害者になることも被害者になることもあると思います。いじめの被害者になったとき、逃げ場がないとき、誰にも言えないとき、どうか助けを求めて下さい。一歩踏み出して欲しいです。簡単なことではないと思います。でも生きて欲しいです。
青少年相談室では、いじめの相談も受け付けています。
家庭向け啓発紙「ほほえみ」でも紹介
小山市内の全小中学校の保護者に配付しています。
「ほほえみ59号」は、『家庭向け人権啓発資料「ほほえみ」』から
掲示の様子
「おやまっ子いじめゼロスローガン」に決定した15点は、市内各学校だけでなく、施設等にも掲示しました。


持続可能な開発目標(SDGs)とのつながり
「小山市いじめゼロ子どもサミット」は、持続可能な開発目標(SDGs)の
目標4「質の高い教育をみんなに」
目標10「人や国の不平等をなくそう」
目標16「平和と公正をすべての人に」
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
の達成につながっています。




SDGsについて、詳しく知りたい方は、国際連合広報センターホームページ「2030アジェンダ」
SDGsの「すごろく」がダウンロードできます。
スローガン作成のための参考資料
令和2年度は、「おやまっ子いじめゼロスローガンづくり」と題して、ご家庭の協力をいただきながら、子どもたちが「いじめ」をなくすにはどうすればよいのか考え、多くの人に呼びかけるためのスローガン(標語)を作成する取組を行いました。作成の際に使用した資料を掲載します。
みなさんも「ネットいじめ」や「新型コロナに関するいじめ」を防ぐために、どうすればよいか考えてみませんか?
ワークシート
【概要版】実行委員会意見(まとめ) [PDF形式/1.62MB]
参考になるホームページ
新型コロナについて
岡山大学と知識流動システム研究所が共同で開発した児童向けの教材では、新型コロナウィルスについての正しい情報をわかりやすく知ることができます。
一般社団法人知識流動システム研究所のサイト(ページ内で教材のダウンロードができます。)
インターネットといじめについて
法務省のホームページでインターネットと人権について学ぶことができます。
下のバナーをクリックしてください。
令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン


昨年に引き続き、令和3年度も「いじめゼロ子どもサミット」に代わる取組として「おやまっ子いじめゼロスローガンづくり」を行いました。
YouTubeでスローガンと実行委員のメッセージを動画にしたものを公開中です。
ぜひご覧ください。動画は「令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン」から視聴できます。
これって正しい使い方?絶対にいじめにつなげないネット利用について考えよう!
令和3年度より、小山市内すべての小・中・義務教育学校で、タブレットPCの活用が始まり、今までよりもインターネットを身近に感じる環境になります。そのため、「ネットいじめ」をテーマとして設定しました。
さらに、令和3年度は、実行委員会を組織しました。集まっての会議はできませんが、意見書を通して実行委員の意見を集め、いかしながら「おやまっ子いじめゼロスローガンづくり」をすすめました。
なお、おやまっ子いじめゼロスローガンづくり実行委員会は、小山市内の中学校・義務教育学校11校から2名ずつ選出された実行委員22名で構成されています。
決定したスローガンの動画は「令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン」から視聴できます。


実行委員会よりメッセージ
決定!令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン
今年度は、実行委員からの意見も選出に生かし、おやまっ子いじめゼロスローガンを決定しました。
実行委員の感想とともに紹介いたします。動画は「令和3年度おやまっ子いじめゼロスローガン」から視聴できます。
気になる感想をクリックしてください。スローガンが表示されます。
- SNS上のいじめも、それによって生まれる誰かの痛みもわかりにくいというところに共感した。
- 自分の弱い心がいじめにつながるんだ、と気付かせてくれるスローガン。
- 不確かな情報をうのみにしてはいけないことに気付かせてくれるスローガン。
- このスローガンによって、相手は笑っているけれど、本当は傷付いていないか、みんなが気にするようになると思う。
- ネットも普段の生活も同じだということを意識させてくれるスローガン。
- いじめのきっかけとなった言葉や想いは、簡単に消えず、残り続けると思った。
- 声をかけてもらうだけで、人は救われると思った。
- 画面の言葉だけでは本当の気持ちが相手に伝わらず、いじめにつながることもあるということがわかった。
- 表現の仕方がとても優しいスローガンだと思った。
- いじめをする人、される人ではなく、その周りの人に呼びかけているところがよいと思った。
- 自分のしたことは後戻りできないから、自分の言動に責任をもつことができるかを考えさせてくれるスローガン。
- ネット上の言葉だけではすべて伝わらないから、多様な思いやりをもつことは大切だと思った。
- 一人一人の「悩む人を助けよう」という心を育て、強い勇気をもつことの大切さを伝えてくれるスローガン。
1
実行委員より
- 思いがけず相手を傷付けてしまうネットの悪い部分を指していると思う。
2
実行委員より
- 自分の心の甘さがいじめを引き起こしているのだと思った。
- あらためて、自分はどうだったのかと考えさせてくれる。
3
実行委員より
- ネットだからこそ広まりやすいのが不確かな情報なので、このスローガンがもっと広まってほしい。
4
実行委員より
-
笑ってごまかすことは、誰にでもあり得ると思った。
-
「笑っている」という言葉を使うことで、いじめられている子のつらさがよく伝わる。
5
実行委員より
-
見た人が自分のこととして捉えることができるスローガンだと思った。
6
実行委員より
-
人によって物事の捉え方は変わるため、一言一言に気を付けるべきだと思った。
7
実行委員より
-
いろいろな人が声をかけて、いろいろな人が救われてほしいと思った。
8
実行委員より
-
消しゴムのようには消せない「一言」の重みやが伝わる。
9
実行委員より
-
直接いじめに関わっていないと思っていても、加害者になってしまうところに共感した。
10
実行委員より
-
一人が「いじめられている子のSOS」に気付き、助ければ、その勇気が他の人に伝わり、多くの人が救われると思う。
11
実行委員より
-
ネット上のメッセージなどは消すことができても、傷は癒えないと思った。
-
心ない言葉を発信しないところからだと思った。
12
実行委員より
-
ネットだからこそ、思いやりが大切だと私も思った。
13
実行委員より
-
十人十色のよさが伝わってくると思った。
おやまっ子いじめゼロスローガンづくりについて
スローガンづくりについて紹介します。読みたい項目をクリックしてください。
実行委員の意見をもとに作成した「ネットいじめについて考えるワークシート」
実行委員からのスローガンづくり呼びかけメッセージ
実行委員の思いと言葉をつないで作成しました。
インターネットは、世界中の人とつながることができ、なんでも調べることができるとても便利なものです。
しかし、一歩使い方を間違えると、その便利さが「ネットいじめ」のきっかけを作ることにもなります。
ネット上でいじめられてよい人は、世界で一人もいません。
インターネットをみんなが楽しく使えるためにどうすればよいでしょうか?
ネットへの理解を高め、今一度自分たちがどう使っていくべきか考えてみてください。
「ネットいじめ」防止に向けたスローガンを考え、私たちといっしょにいじめ0への一歩を踏み出しましょう。
第1回おやまっ子いじめゼロスローガンづくり実行委員会のまとめ
「ネットいじめ」は、どんなときに始まってしまうのでしょう?
それがわかれば、いじめにつながらないように考え、止めることができるかもしれません。
実行委員が考えた意見のまとめと意見の一部を掲載します。皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。
下の問題をクリックすると、その問題について考えた実行委員の意見のまとめを読むことができます。
気になる問題をクリックして、一緒に考えましょう。
- 「いじめ」につながりやすいネットの特性は、何だと思いますか?
- ネット上で、どんなことをすると、「いじめ」につながりやすいと思いますか?
- ネット上で、どんな話をすると、「いじめ」につながりやすいと思いますか?
- どんな気持ちでネットを利用すると、「いじめ」につながりやすいと思いますか?
- 「ネットいじめ」をされている人は、どんな気持ちだと思いますか?
- 「ネットいじめ」を防ぐためにできることは、何ですか?
「いじめ」につながりやすいネットの特性
相手の表情が見えない
- 本人の目の前でいじめにあたる言葉を言うことは、難しいことだが、ネットだと、本人が目の前にいないので、軽い気持ちで言えてしまう。
- 実際に対面して話すときは、口調や表情から相手の心情を感じ取れる。でも、ネットでは、それができない。だから「ネットいじめ」が増えるのではないか。
自分の顔を見せなくてよい
- 自分の顔を見せなくてよいから、責任のない言葉を投げかけてしまう。何を言ってもよいと思っている人がいるのではないか。
機械の操作だけで、実感が伴わない・いじめている自覚がない
- インターネットだと、実際に声や手を出したりせず、スマホやパソコンをいじっているだけだから、罪の意識が低く、いじめに加わりやすいのではないか。
- 「いじめている」という自覚がなければ、止まることはないし、だんだんエスカレートしていくのではないか。
- 相手を傷つけているということを理解していないことは、怖い。何回も同じことを繰り返し、さらに多くの人が傷つくのではないか。
「ネットいじめ」につながりやすい行動
悪口やからかう言葉を書き込んだり、本人に送ったりすること
- 相手が嫌がるようなことをするのは、どんな小さなことであってもいじめに変わりない。
- ネットでは、悪口に対して共感してくる人もいるので、広がりやすい。また、それを止めない人もいじめをしていることと同じになる。
- 悪口など、からかう言葉を書き込むことで、その人に悪いうわさがたち、いじめてくる人が増える可能性がある。
一人の言葉や行動について、みんなで責めること
- たくさんの人から失敗や間違いについて言われると、いじめられているように感じる可能性がある。
- 「みんな」で責めることは圧力がある。いじめられる側からすれば相当な孤独を感じる。
「ネットいじめ」につながりやすい話題
人から聞いた話
- 人から聞くと、印象操作などが起こったり、話が盛られたり、本当ではない悪いうわさが立つ可能性がある。
- 本当かどうかわからないうわさ話を聞いて、おもしろがってたくさんの人に広めていってしまうかもしれない。
人の見た目・能力(できる、できない)に関する話
- 自分を否定されることは一番つらいと思った。
- ネットでは、イントネーションや表情がわからないので、バカにされていると思う可能性がある。
- ヒートアップすると悪口になってしまう。
「ネットいじめ」につながりやすい気持ち
周りに合わせる気持ち
- 自分が仲間はずれにされたり、いじめの標的になるぐらいなら、周りに合わせようと思ってしまう。
- 他の人がやっているなら、と周りに合わせてしまう。
- ネットは発言がしやすいため、他人に合わせて悪口を言いやすい。
他にも…
他の人のことはどうでもよいという気持ち
おもしろければなんでもよいという気持ち
イライラをぶつけたい気持ち などがありました。
ネットでいじめられている人の気持ち
いじめられている人の気持ちを想像することもいじめを防ぐことにつながります。
皆さんも一緒に考えてみましょう。
人への不信感が高まる
- 表面上は仲良くしていても、ネットで悪口を言っているのではないかと人間不信になると思う。
- 友だちと話すのが怖く、何か言われてしまうのではないかと不安になる。
自分を責める
- 自分は何かしてしまったのか、自分はみんなと関わらないほうがよいのかと思う。
逃げ場がなくなる
- ネットでいじめがあるなら、学校でもあると思ってしまう。
- 誰かに助けてもらいたいけど、相談しにくく、どうしたらよいかわからない。
- 誰にも言うことができずに、とてもつらい思いをしていると思う。
ネットいじめを防ぐためにできること
実行委員が、今できることは何か考えました。
ネットいじめの実態を知り、話し合ったり考えたりする時間をつくる
- ネットいじめに関するアンケートをとる。
- 実際のネットいじめの事例にふれて、「どうすればよかったか」などみんなで考える。
- ネット上でのモラルやマナーの現状を知る。そのために学校や家庭で実際のSNSを見て、より詳しく具体的な事例から知るとよい。
一人一人が取り組めること
- 少しでも様子が違ったり、違和感を感じたりしたら相談にのる。これは、個人でもできると思う。
- その人を肯定し、よいところを見つける。
- たくさんの人と会話して、困っていたり、悩んでいたりする人の気持ちに寄り添う。
- 落ち込んでいたり、いつもと違うなと思ったりしたら、話しかけ、相談にのる。
- いじめゼロへの呼びかけをする。
ネットいじめについて考えるワークシート
実行委員会では、どんなトラブルがいじめにつながりすいか、具体的な事例を考えました。
多くの実行委員が考えた事例をもとに、ワークシートを作成しました。
実行委員がこの事例を通して、みんなに考えてほしいと思ったポイントを紹介します。
考えてみたい事例をクリックしてください。
本当かどうかわからない情報を拡散することは、いじめにつながりませんか?
実行委員の意見をもとに作成したワークシートで取り上げた事例
これが、ネットになると…
実行委員が、この事例を通して考えてほしいと思ったポイント
- 本当かどうかわからない情報で誰かを傷つけることがあるということを知ってほしい。
- 「多分」とか「らしい」というあいまいな状態で、周りの人に伝えていいのか考えてほしい。
- 「多分」とか「らしい」というあいまいな情報を信じていいのか考えてほしい。
だれかをいじって、みんなで楽しむことは、いじめにつながりませんか?
実行委員の意見をもとに作成したワークシートで取り上げた事例
これがネットになると…
実行委員が、この事例を通して考えてほしいと思ったポイント
- いきすぎた「いじり」は、「いじめ」になるのではないか考えてほしい。
- いじられた側の「やめて」と言い出せない気持ちに気付いてほしい。
- 自分や自分が大切な人がされて嫌なことは、ほかの人にもやらない。これは、普段の生活でもインターネットでも同じだということに気付いてほしい。
- からかったり、笑ったり、そういうささいなことで傷つく人間もいることに気付いてほしい。
オンラインゲームで仲間外れにしたり、悪口をいうことは、いじめにつながりませんか?
実行委員の意見をもとに作成したワークシートで取り上げた事例
実行委員が、この事例を通して考えてほしいと思ったポイント
- 勝つためのチームプレイだが、苦手な人やチームプレイについていけない人に対して、責めたり、不満をぶつけたりするのは、やっていいことなのか、そこまですることなのかなど、考えてほしい。
- 自分がいやだからといって、相手を仲間はずれにしていいのか考えてほしい。
- ゲームはみんなとやるから楽しい!下手でもお互いを認めながらゲームを楽しむにはどうすればよいか、考えてほしい。
「ネットいじめ」について考えるリンク集
「ネットいじめ」や「正しいインターネットの利用」について考えることができるサイトを紹介します。
総務省 上手にネットと付き合おう! 安心・安全なインターネット利用ガイド
ネットいじめやネットのトラブルを防ぐためにはどうすればよいか、いろいろな動画を見て考えてみませんか?
一般社団法人 日本教育情報化振興会 ネット社会の歩き方
ネットいじめやネットの正しい使い方などを考える動画や保護者向けのページ、シュミレーターによる体験などがあります。
NHK for School いじめをノックアウト
ネットいじめだけでなく、いじめについて考える動画やいじめについての悩みを相談できるページもあります。
光村図書 想像力のスイッチを入れよう 応用編
ネットだけでなく、「その情報が本当かどうか」見極めることの大切さが学べるページです。
小学校5年生の教科書に載っている「想像力のスイッチを入れよう」の応用編動画をみることができます。
実行委員からも「本当かどうかわからない情報により悪いうわさが立つことで、いじめにつながる」という意見が多くありました。ネットでは、本当かどうかわからない情報を簡単に拡散することができます。加害者にならないためにも、学びたい内容ですね。
光村図書 想像力のスイッチを入れよう 応用編
いじめ相談窓口
もしも、いじめについて悩んでいたり、不安になったりしたら、相談してみませんか?
小山市教育委員会 青少年相談室
児童生徒の皆さんも利用することができます。
電話でも相談できますし、直接会って話を聞いてもらうこともできます。
文部科学省 子どものSOSの相談窓口
24時間無料でつながる電話相談窓口やチャットでの相談など、いろいろな相談窓口を紹介しています。