※令和6年7月18日(木曜日)に発生しました水中ポンプの閉塞による停止により、18日(木曜日)から小山総合公園内の全トイレを使用禁止にしていましたが、水中ポンプの清掃、点検及び修繕が完了しましたので、19日(金曜日)に公園内の全トイレを開放しました。仮設トイレは封鎖しています。
排水の仕組み
小山総合公園内のトイレ等の汚水排水は、自然流下と圧送で排水しています。
圧送とは、マンホール内の水中ポンプの圧力により、下流のマンホールまで汚水を送る方法であり、排水管の高低差で自然流下できない区間に採用する排水方法です。
公園内には6つのトイレがあり、その排水は自然流下で最終的に1箇所のマンホールに流入します。そのマンホールには水中ポンプが設置されていて、一定水位になると水中ポンプが自動で作動し、下流のマンホールまで圧送して排水します。
排水設備の故障の状況
水中ポンプは、排泄物やトイレットペーパーであればポンプに取り込み、圧送することが可能ですが、それ以外のものはポンプに取り込むことができません。現にトイレに流された生理用品、オムツ、パンツ、タオル、ウェットティッシュ等がポンプを閉塞し、ポンプが停止しております。ポンプが停止すると、マンホール内に汚水が溜まり、マンホールから汚水が園内に噴出し、衛生的にも好ましくない状態となり、もちろんトイレは利用できなくなります。
ここ数年、3ヶ月に1回の頻度で、上記のような物が流されたことが原因の水中ポンプの異常停止が発生し、その都度対応しております。ポンプを再稼働するには、マンホール内汚水のバキューム吸引と水中ポンプの清掃(閉塞の原因となる物の除去)で、高額な委託費用がかかります。
トイレを利用する皆さんに守っていただきたいこと
- 生理用品、オムツ、パンツ、タオル、ウェットティッシュ等のごみは必ずお持ち帰りください。
- トイレットペーパー以外のものは、絶対にトイレに流さないでください。
- 次また発生した場合には、当分の間使用禁止にします。
- 皆さんのご協力をお願いします。
トイレの個室に設置している注意喚起看板