私たちの一生の間には、病気になったり、事故にあったり、生計の中心者がなくなったり、いろいろな事情で生活が苦しくなり、どんなに努力しても生活に困ることがあります。
このようなとき、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、一日も早く自分の力で生活できるよう手助けをするのが生活保護制度です。
誰でも生活保護をうけられるのですか?
生活保護を受けることは、憲法に定められた国民の権利であり、法律によって決められた必要な条件に当てはまる限り、誰でも平等に受けることができます。
しかし、生活保護を受けるには、資産、能力、扶養、その他の制度など、利用できるものはすべて活用することが必要です。
また、生活保護は、世帯を単位として決められます。同じ家屋に住んで生計を一つにしている方々は同一世帯として扱われます。
なお、生活保護を受ける場合は、原則として申請手続きが必要です。