国民健康保険(国保)から医療機関等に支払われる医療費は年々増加傾向にありますが、その医療費は皆さまが納付した国民健康保険税や国や県からの補助金等でまかなわれています。
国保を健全に運営し、これからも皆さまが安心して医療を受けられるよう、医療費の適正化にご理解とご協力をお願いします。
医療機関への適正受診のお願い
1.急病などやむを得ない場合以外は、診療時間外の受診を控えましょう
夜間・休日など診療時間外の安易な受診は、緊急性の高い患者さんの治療に支障をきたし、医師や病院の負担を増やすだけでなく、割増料金がかかり医療費も高くなります。
2.重複受診(はしご受診)を控えましょう
同じ症状や病気でいくつも医療機関を受診するのは、医療費を増やしてしまうばかりでなく、重複する検査や薬の使用などで、かえって体に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
3.かかりつけ医を持ちましょう
信頼出来る「かかりつけ医」に継続して受診することで、体質や病歴、生活習慣などを総合的に把握してもらえ、適切な治療やアドバイスを受けることが出来ます。
4.「お薬手帳」を活用しましょう
お薬手帳を医療機関や薬局に提示して、薬の飲み合わせに気を付けましょう。また、薬のもらいすぎに注意しましょう。
5.「医療費のお知らせ」を活用しましょう
小山市国保では、受診した医療機関や日数、かかった医療費の額などを記載した「医療費のお知らせ」を世帯ごとに年2回(2月と4月)発行しています。2月送付分は前年1月から10月までの医療費、4月送付分は前年11月・12月の医療費が掲載されます。
ご自身の医療機関のかかり方や医療費を見直していただき、健康管理や適正受診にご活用ください。
※医療費のお知らせは、医療費控除の申告手続きで「医療費の明細書」として使用することもできます。確定申告の時期には前年11月・12月分のお知らせが間に合わないため、医療費控除で使用する場合は、従来どおり医療機関等の領収書の添付で対応するようお願いします。
使ってみませんか?ジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品(新薬)とほぼ同じ有効成分、効能・効果を持つと国が承認した薬です。
先発医薬品(新薬)に比べ、研究開発に要する費用が低く抑えられるため、薬価(薬の値段)が安く設定されています。
ジェネリック医薬品を活用することで、皆さまの自己負担の軽減や、国保全体の医療費抑制に繋がりますので、医師や薬剤師にご相談の上、ぜひご検討ください。
健康診断を受けましょう!
国保では40歳から74歳の方に対し、生活習慣病発症の原因とされるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診を実施しています。
小山市国保では、集団健診・個別健診どちらも無料で受診できます。
また、小山市国保では35~74歳の方で人間ドック・脳ドック・心臓ドック・レディースドックを受診される方に対し、受診費用のうち1人につき20,000円を助成します。
申し込み方法や詳しい内容については、毎年3月に発行される「健康のしおり」をご覧いただくか、特定健診推進係までお問い合わせください。
お問い合わせ
国保年金課 国民健康保険係
電話番号:0285-22-9414
国保年金課 特定健診推進係
電話番号:0285-22-9418