移住者の声(8)新生活を家族と歩むおやま暮らし

夫婦で小山へ。夫の転職、子どもの誕生!新生活を家族と歩むおやま暮らし。

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村山史織さん(20代、おやま暮らし3年目)

家族が増えた“おやま暮らし”

小山に移住する前は埼玉県内で暮らしていた史織さん。

夫の大樹さんが「地域おこし 協力隊」の活動を始めるに伴い、移住を決めたという。

史織さんは小山の半導体関連の会社でパートとして働く他、前職の WEB 制作の経験を活かし、フリーランスとしても活動中だ。

さらに、大樹さんと民泊施設「まなかのい え」の管理・運営にも携わっている。

おやま暮らしが始まり3年目を迎えたばかりだが、とても仕事に恵まれているようだ。

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民泊施設「まなかのいえ」で宿泊準備を進める史織さん。

昨年末には子どもが生まれ、現在は育休中とのこと。

最近はママ友ができ、家で一緒にお茶することもあるそうだ。

「子どもが泣いたときのことや、おむつ替えのことを考えると、家だと安心です」と話す。

村山家は3人家族となり、新たな生活が始まった。

埼玉まで通勤するか、迷いながら決めた移住

移住のきっかけである「地域おこし協力隊」の存在を知り、先に興味を持ったのは史織さんだった。

活動のイメージを具体的にしようと、「地域おこし協力隊」の活動紹介が行われたイベントに夫婦で参加したそうだ。

そこで大樹さんが興味を示しはじめ、募集地域を探すようになったという。

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子育ても、民泊施設の運営・管理も夫婦二人三脚で行っている。

お互いの実家の間にある群馬県や栃木県で募集を探していたところ、たまたま小山の募集を見つけたという。

「栃木県のどの辺りだろうか」と場所を調べてみると、史織さんが働いていた埼玉まで在来線で1時間弱。

意外と近いことに気づいたそうだ。

その後、大樹さんが小山の「地域おこし協力隊」として働くことが決まり、どこに住むか考えることに。

小山から職場まで「通えるかもしれない」という感覚はあったが、「通い続けることができるだろうか」という不安もあった。

そこで、小山だけでなく、埼玉にも住まいを借りることを検討することに。

必要最低限の生活可能な物件を下見に行ったところ、思っていたよりも狭く、「住まわせるのは申し訳ない」と大樹さんから申し出があったそうだ。

こうして小山で暮らす場所を探すことになり、駅から近く、値段控えめな物件を探した結果、間々田駅の辺りに住むことを決めたという。

生活スタイルを模索しながら歩んできた

間々田駅から西へ 1.5kmほど進むと、思川が流れ、辺り一面に田畑が広がっている。

夜になると真っ暗になる通りがあり、土地勘が無かった史織さんは迷子になったそうだ。

スーパーへ車で出かけた時の夜、田んぼ道に出てしまい、そのまま野木町の 辺りまで行ったという。

そんな迷子になる経験をしたが、「電車移動よりも車を運転する方が好きだ」と話す。

埼玉で暮らしていた頃は電車を利用することが多く、車に乗る機会は少なかった。

小山に移住してからも、半年ほどは電車で埼玉まで通っていたという。

片道1時間弱の 通勤では、行きも帰りも座ることができた。

しかし、仕事が忙しい時期になると、夕飯の時間が遅くなり、少し辛いときもあったそうだ。

その後、退職してフリーランスとして活動を始め、新たなスタートをきる事となった。

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フリーランスとして WEB 制作を手掛けている。

フリーランスとして一人で仕事を進めることが増えるにつれて、「ずっと家にいて、誰とも会わないのはしんどい」と思うようになったという。

半導体関連の会社でパートをするようになった理由の一つでもあり、交流の少なさに寂しさも感じていたようだ。

移住する前は「友達ができるか心配だった」と話す史織さん。

移住したばかりの頃は 東京にいる友達に会いに行くこともあった。

交流の機会を求めて、小山市役所が主催の移住者交流会に参加し、そこで出会った方からの紹介でママ友ができたという。

小さなきっかけから、交流の輪が少しずつ広がっているようだ。

子どもの成長と、これからの“おやま暮らし”が楽しみ

子どもができてからの生活の変化について尋ねてみた。

妊娠中は「おーバス」を使って移動していたそうだ。

「電車で間々田駅から小山駅まで行けば、小山駅からバスで大抵の場所は行ける」と話す。

最近は小山市役所が主催する産前産後の母親のためのイベントに参加したという。

参加者同士が話し合えるよう、気配りや雰囲気があり、連絡先を交換する人もいたそうだ。

そういったイベント情報や子育て情報は、母子手帳を貰う時に渡されたチラシや 資料から得ているとのこと。

「子どもがもう少し大きくなったら、ハーヴェストウォーク内の映画館前にある青い丘や、ロブレ内のキッズランドに行きたいな。小山駅の近くで外に椅子が置いてあったりするので、子ども連れて行くのも良さそう!」と話す。

春には子どもを保育園に預け、仕事を再開する予定の史織さん。

子どもの成長も、これからの暮らしも、多くの楽しみが待っているようだ。

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民泊施設「まなかのいえ」の前でほほ笑む史織さん、大樹さん

おやま暮らしを考えている方へ!

史織さんから、おやま暮らしを考えている方に一言!

小山は仕事もあるし、住むところもあるし、引っ越してしまえばなんとでもなるよ!

史織さんが思う、移住前に調べておけばよかったことをご紹介!

住もうと思っている場所の周辺をもっと見ておけば良かったです。

移住前に1日しか見ていなかった。

近くのスーパー、遊ぶならここだとか、もう少し歩けばよかったです。

市役所の方々からのメッセージ

子育てをされている方、これからされる方が移住をするのは、不安もつきまとい大変だと思います。

少しでもそういったことが軽減できるように、小山市としても移住の相談や案内を受け付けていますので、お気軽にお申込みください。

小山市には 75 分 100 円のこども屋内子どもの運動遊び場「キッズランドおやま」や 広い芝生や水上アスレチックのある「総合公園」もあり、子どもが遊べる施設があるのも魅力ですね。

この記事を書いた人

藤本 尚彦

一般社団法人カゼトツチに所属。居場所を増やすこと、個人や団体の想いを地域の方々に届けることをテーマに活動中。

「地域の課題に取り組む方々の想いを届けて、協力者を増やしたい!」

このページの内容に関するお問い合わせ先

田園環境都市推進課 移住定住推進係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 6階

電話番号:0285-22-9376

ファクス番号:0285-22-9546

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  • 【更新日】2022年1月14日
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