移住者の声(17)歩道の広さに感動!/都内から移住した武田さん

都内から移住した武田さんは、夫と子どもの3 人家族で暮らしています。

武田さんが小山市に住むのは2 度目。1 度目は両親の引越しに伴い、地元の栃木市を離れたときに2 年ほど暮らしていました。

平日は子育てをしながら家で仕事し(インタビュー当時)、休日は家族で買い物やドライブに出かけることが多いと話す武田さん。都内から移り住み2 年目の武田さんに、移住のきっかけや移住後の暮らしについてお話をうかがいました。

14
おやま暮らし2 年目の武田さん

両親の経営する会計事務所を支えるために栃木県にU ターン

武田さんは高校卒業までを栃木市で過ごした後、都内の大学へ進学しました。

両親が栃木市で会計事務所を営んでいることもあり、将来は家業を支えたいという気持ちから、公認会計士の資格のための勉強に励んでいたといいます。

在学中に資格取得を目指していましたが、非常に難易度の高い試験。大学卒業後も実家へ戻り、勉強を続けていたとのことでした。

その後、両親の引越しに伴い小山市へ移住。試験にも見事合格し、実務経験を積むために都内の監査法人へ就職することに。都内での生活は充実していたようですが、将来のことを考えて移住を決めたことを話してくれました。

「都内で働いていた頃は同世代が多く、仕事内容も充実していて結構楽しかったです。なので、もう少しそのまま働くのも良いかなと思うこともありました。ただ少し気がかりだったのは、朝も夜も遅く、やっぱりすごく忙しくて。結婚もしていたので、子どもが生まれたら続けるのは厳しいのかなって考えるようになりました」

15

将来の家族のことを考え、税理士・公認会計士として働けるようになったタイミングで移住を決めた武田さん。旦那様も資格を持っていたので、夫婦で武田さんの両親が営む会計事務所で働くこととなり、小山市に移住しました。

職場のある栃木市も移住先の候補地でしたが、条件に合う物件が見つからなかったことや、両親が小山市に住んでいることを考えて、移住先を小山市に決めたとのことでした。

移住前に準備した運転の練習!歩道が広い!

「小山市で暮らすときに心配だったのは車の運転です」。

運転に不安を抱いていた武田さんは、大学生の時に免許を取って以来一回も車に乗っておらず、ペーパードライバーでした。移住後は車の運転が必要になることを考え、移住前からペーパードライバー講習を受けていたことを話してくれました。

「以前、小山市で暮らしていたときは親の車に乗せてもらうことが多く、全然運転をしていませんでした。
夫も私と同じくペーパードライバーだったので、大丈夫かなって心配で。移住する前から都内で何度か講習を受けることにしました」

エンジンをかけたり、車道を走ったり、駐車をしたり、移住後に運転できるよう準備を進めていた武田さん。

小山市で初めて新4 号や50 号を走った際は車の流れが速くて驚くこともあったが、運転にも慣れ、子どもを連れて保育園の見学に行ったことを話してくれました。

また、移住後に気が付いたことがあるそうで、「都内では物件を探すときに、家の前の道路が車で出やすいのかなんて考えたこともなかった」と話した後、歩道が広いのも良いですよねと話してくれました。

16

小山駅西口、祇園城通りの様子。歩道が広く親子で歩く姿を見かけることも多い

「以前住んでいたところでは、夫とふたりで歩くと、歩行者とすれ違うのに一列にならないといけないぐらい歩道が細くて。あんまり家の前の歩道が広いとか、狭いとか考えたことがなかったんですけれども、その経験があったので歩道の広さに一番感動しました」

都内では住宅街に住んでいたので、よけいにそう思うのかもしれないと話す武田さん。現在の住まいは、目の前の歩道は歩きやすく、駐車場に車を停めやすいと、暮らしとの変化について話してくれました。

道の駅へのお出かけ!家族で過ごすこれからの日々を思い描く

武田さんの普段の生活についてもお話をうかがいました。

子どもが生まれる前は、月に1~2 回ほど都内へ出かけ、買い物や友達と会う時間を楽しんでいた武田さん。子どもが生まれてからは車で移動することが増えたそうで、小山市周辺に足を運ぶことが多くなったことを話してくれました。

「道の駅が大好きで、最初は小山市にある『道の駅 思川』に行っていたんですけれども、最近は他のところにも行ってみたくて。下野市の方に行ったり、益子町の方に行ったり、先週は常総市の方まで行ってきました。道の駅はベビールームも充実しているのでありがたいです」

11

道の駅思川

お出かけを兼ねて、野菜を買ったり、ご飯を食べたり、周辺をちょっと見たりして家族で過ごしている武田さん。

平日は「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」にも行くそうで、子どもが起きている時間が長いときは、買い物がてら出かけているとのことでした。

「子どもと一緒に過ごすようになってから選択肢が広がった気がします」と話す一方で、ほんの少し昔を懐かしむエピソードも話してくれました。

「都内で暮らしていたときは飲んだ後、夜風にあたりながら夫と歩いてという時間が好きでした。恋しくなるときもありますね。小山市内には美味しいお店も沢山あるじゃないですか。代行を使えば飲めるけれども、やっぱり違う。もう少しこの子が大きくなってからかな」

12

「子どもが可愛くて楽しいですね、いま」と笑顔の武田さん。

子どもと一緒に行ってみたいところを聞くと、「中学、高校の時の友達から、ロブレにあるキッズランドおやまがお勧めと教えてもらいました。まだ行ったことがないので、子どもがお座りができるようになったら行ってみようかな」と話してくれました。

ひまわり畑や紅葉など、小山市周辺も含めて色々な場所に行き、おやま暮らしを楽しむ武田さん。最後に、「綺麗な場所にいったとしても、人が多すぎないのが良いですよね。この半年間は一番栃木をエンジョイしているかもしれないです」と話してくれました。

13

小山市主催の移住者交流会に家族で参加しているときの様子

おやま暮らしを考えている方々へのメッセージ

おやま暮らしを考えている方に一言!

都内での暮らしは楽しかったのですが、家の狭さがどうしても不満でした。小山に引越して感じたのは、家も道も広々しているとこんなに気持ちがいいんだ~ということです。わたしのように都会の家の狭さに不満のある人には本当におすすめです。

移住前に準備したことをご紹介!

・ペーパードライバー講習に通いました


この記事を書いた人

fujimoto

藤本尚彦

一般社団法人カゼトツチに所属。居場所を増やすこと、個人や団体の想いを地域の方々に届けることをテーマに活動中。
「地域の課題に取り組む方々の想いを届けて、協力者を増やしたい!」

このページの内容に関するお問い合わせ先

田園環境都市推進課 移住定住推進係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 6階

電話番号:0285-22-9376

ファクス番号:0285-22-9546

メールでお問い合わせをする

アンケート

小山市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?

なお、ご意見・ご感想等がございましたら、「メールでお問い合わせをする」に必要事項を記載のうえ、送信ください。

メールでお問い合わせをする
  • 【ID】P-6601
  • 【更新日】2024年3月29日
  • 【アクセス数】
  • 印刷する