移住者の声(14)ちょっと良いなと思った移住後の暮らし

現地での案内が決め手!ちょっと良いなと思った移住後の暮らし

浦和から小山へ移住し、都内の職場まで新幹線通勤

鉄道関係の仕事に携わる齋藤さんは、小山から都内の職場まで新幹線で通勤しています。

移住前は埼玉県の浦和に住んでいましたが、会社の制度が変わったことを機に、暮らす場所を検討し始めたといいます。

「新幹線の定期代が全額支給されるようになったことが最初のきっかけでした。小山からだったら埼玉や都内まであまり時間が掛からないので、今までのつながりを維持しながら新しい土地で生活できるかなと思って移住することにしました」

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齋藤桂一さん(30代、おやま暮らし6 ヵ月)

浦和に住んでいた頃の友人や、職場の同僚と都内で会う機会も度々あるが、「1時間と掛からず会いにいける」と話す齋藤さん。

新幹線が停まる駅があり、友人や同僚と疎遠にならず通勤できる場所は他にもあるが、どうして小山を選んだのでしょうか。

ここからは、齋藤さんが移住に至るまでの物語をもう少し詳しく見ていきたいと思います。

住環境を変えたい気持ちから移住を検討することに

齋藤さんが浦和に住んでいた時の通勤時間は1時間ほど。

通勤時間に大きな不満はなく、プライベートではお気に入りのジムを見つけて通っていました。

そんな生活の中で、「もう少しこうなったらいいのに」と思っていたのが住環境だったといいます。

「移住前に住んでいた部屋はあまり広くなく、駅から少し離れた場所でしたが、それなりの賃料でした。都内まで電車で通勤していたのですが、人込みの中に50 分ほぼ立ちっぱなしでしたので、会社に着いたら疲れていることもありました」

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インタビューに答える齋藤さん

その後、会社の制度が変わったことを機に移住を検討し始めた齋藤さん。

当時は小山のことをほとんど知らなかったそうです。

「新幹線でどこに引っ越そうかなと思ったときに、実家が大宮で両親もいるので帰りやすい場所がいいかなと考えました。北のほうにある、小山、宇都宮、熊谷、高崎あたりが候補地としてありましたね。熊谷は暑いイメージがあったし、宇都宮、高崎は降りたことがありましたが、小山はイメージもなければ降りたこともありませんでした」

そこで、小山について情報を集め始めたといいます。

移住の案内からちょっと良さそうだなと思ったおやま暮らし

ネットで情報を集めているときに、小山市が主催している移住の取組みを見つけた齋藤さん。

試しにオンラインで相談した後、現地での案内も可能だと紹介され、小山に足を運んでみることに。

案内には市の担当者と地域で活動している人が同行し、「渡良瀬遊水地」や「まちの駅思季彩館」、「おやまゆうえんハーベストウォーク」などを巡り、齋藤さんが目星をつけていた物件周りの様子も確認したといいます。

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まちの駅「思季彩館」で野菜を選ぶ齋藤さん

「案内してくれた方から地域での活動やイベントの話を聞いたときに、すごく面白そうだなって思いました。そういうイベントに参加することで、小山で暮らす人たちとの交流がありそうだなって思ったのも小山に決めた理由の一つですね」

続けてこのように話してくれました。

「生活は一人でもできると思うんですけれど、会社との往復になると思うんですよね。それだとせっかく引っ越してきたのにちょっともったいないと思っていました。せっかくですし、ここで暮らしている人と知り合う機会があった方が小山での生活が充実するかなと思いました」

小山には知人や友人がいなかった齋藤さん。

案内を通して、ちょっと良さそうと思える暮らしをイメージできたことが移住を後押ししたようです。

小山で出会う人を通して、発見があり、愛着が湧く

小山に住み始めて約半年、齋藤さんの暮らしに変化はあったのでしょうか。

悩みの種であった通勤に関しては、座って移動できるようになったことで、仕事の効率が上がったといいます。

「小山から東京までの約40 分間は、メールの整理や返信、一日のスケジュールを考える時間に使えるので、この違いは本当に大きい」と話してくれました。

一方で変わらず続いているのが、浦和のジムに通っていることだといいます。

「新幹線に乗った後、在来線に乗り換えて浦和まで30 分くらいなので近いですね。ジムのトレーナーさんと色々トレーニングしたいので、そういうつながりを維持できているのはいいですね」と笑顔で話してくれました。

また、移住後は地域で開催されるイベントに参加。

移住して間もない人たちが集まる「OyamaBeginner」に参加した際は、小山の醸造所を巡ってお酒について学んだといいます。

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OyamaBeginnerに参加した時の様子

「こういうクラフトビールがあるんですよとか、山から流れてきたミネラルがいい感じの日本酒なんですよ、みたいなうんちくを話せるようになりました。家族や同僚、友人と色々話ができるし、お土産にも持っていくこともできる。あの人が造っているとか、美味しさの背景がわかると愛着が湧きますよね」

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小山で造られた日本酒を持つ齋藤さん

移住先での交流や学びから、「人にお勧めできるものが増えた」と話す齋藤さん。

これからも小山で色々な魅力を発見し、家族や同僚、友人と会話を弾ませていくのかもしれません。

おやま暮らしを考えている方へ!

齋藤さんから、おやま暮らしを考えている方に一言!

小山は大宮や宇都宮と比べるとそれほど大きな街ではないと思いますが、特に私の住んでいる小山駅西口側には小山にしかない飲食店やお店があり、ちょっとした見どころや楽しみが多いです。

また様々な分野で小山を盛り上げようと活動されている方々がいらっしゃるようなので、そういった方々と交流も楽しみで、小山の魅力の発見にも繋がりそうです。

宇都宮や大宮までも一時間以内で行けますし、新幹線を使えば都内までのアクセスも良いです!

齋藤さんが移住前に調べたことをご紹介!

  • 引っ越し先の近くにカーシェアサービスがあるか確認車を買うか考えましたが、車両代や駐車場代を考えたときにちょっともったいないなと思いました。買い物とか遠出するときに乗るだけならカーシェアでいいかなと考え調べました。移動に関しては不便なく過ごせています。
  • 新幹線の運行状況を確認新幹線通勤を想定していたので、出勤時間帯の運行本数を確認しました。1本逃したら遅刻してしまう環境はリスクになると考えていましたが、朝の出勤に間に合う新幹線が4本ほど運行していたので余裕でした。

市役所の方々からのメッセージ

移住を検討されている方には、ネットの情報だけでなく、ぜひ一度小山市に足を運んでいただきたいと思っております。

市内案内では、実際の小山での暮らしがイメージできるよう、それぞれのご希望に沿った場所を回らせていただきます。

また、小山市には齋藤さんのように新幹線を利用して東京圏へ通勤されている方が多くいらっしゃいます。

通勤時間が短くなるだけでなく、車内で自由に過ごせるという点も新幹線通勤のメリットですね。

この記事を書いた人

藤本 尚彦

一般社団法人カゼトツチに所属。居場所を増やすこと、個人や団体の想いを地域の方々に届けることをテーマに活動中。

「地域の課題に取り組む方々の想いを届けて、協力者を増やしたい!」

このページの内容に関するお問い合わせ先

田園環境都市推進課 移住定住推進係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 6階

電話番号:0285-22-9376

ファクス番号:0285-22-9546

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  • 【更新日】2022年6月23日
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