移住者の声(9)転勤先を満喫する日々

転勤先を満喫する日々。小山を中心に広がる暮らし!

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春野真優さん(20代、おやま暮らし1年目)

小山でも変わらずお店の開拓を楽しむ日々

生まれも育ちも埼玉県の春野さん。

移住前は埼玉の実家から東京の職場まで通勤していたという。

小山への転勤が決まったことを、地元の友人に伝えたところ、「もう会えないじゃん!」と冗談半分に言われたそうだ。

小山駅から都心部までは在来線で80 分ほど。

頻繁に行き来するのは難しいが、時々であれば遊びに行ける距離。

コロナが明ければ転勤前と変わらず会いに行くつもりだという。

東京で働いていた時は、新規オープンのお店によく足を運んでいたそうだ。

その開拓意欲は小山に来てからも変わらず、市内の様々なお店を巡って日々楽しんでいる。

小山からほど近い佐野や埼玉方面、さらに日光や那須に車で出かけることもある。

移住してからまだ半年ほどだが、休日を満喫しているようだ。

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ペーパードライバーだったので最初は緊張していたが、今ではすっかり慣れたという。

そんな春野さんに、移住するまでのことや小山の暮らしについて聞いてみた。

引越しまでは2週間!「おーバス」の路線と本数を見ておけば…!

転勤が伝えられたのは転勤先での勤務が始まる2週間前のこと。

勤務開始までの短期間で住まいを決める必要があった。

じっくりと物件を探している余裕は無く、車も無かったので、充分な下見はできなかったそうだ。

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転勤することが決まった週末に部屋を決め、引越しを手配し、家具をそろえた。

少ない選択肢の中から選んだ場所は転勤先からほど近いところ。

通勤がしやすく、大きな不満がない一方で、「もう少し違う場所もあったのかな」という。

「今思うと、『おーバス』の路線を見てから住む場所を決めてもよかった。ほぼ時間通りにバスが来るので、車が故障してもバスで通勤することができ、お酒を飲んだ後も バスで帰宅しやすい。バスの本数の多い路線沿いは生活がしやすそう」と春野さんは話す。

また、実家で暮らす家族のことを気にかけており、引っ越してからもたびたび帰省しているという。

小山駅周辺に駐車してから帰省するよりは、バスを利用したほうがお財布にやさしい。

実家までは在来線で1時間強なので、家族に何かあったら実家から職場に通うことも考えている。

家族からは離れてしまったが、いつでも会える距離にいるようだ。

ハンドドリップコーヒーで優雅なひと時を過ごす

埼玉から東京に通っていた時は、自宅から駅まで原付で向かっていた。

真冬の寒さの中、原付バイクで走るのは辛かったという。

駅に到着した後は、電車に揺られて職場まで通っていた。

電車は座れたのでそこまで苦ではなかったが、通勤時間が片道1時間半ほどかかっていたので、自分の時間が限られていたという。

小山に来てからは通勤時間が大幅に短縮され「最高です!」と話す。

起床時間は以前に比べて遅くなり、コーヒーを淹れる時間ができた。

最近はお弁当も作り始め、「移住前と比べると時間に余裕ができ、自分のために時間を使えるようになりました」と話す。

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大学生時代に横浜のカフェでアルバイトし、コーヒーの淹れ方を学んだという。

社会人になってから慌ただしく過ぎていた時間だが、移住後はゆっくりと過ごせているようだ。

「新しいお店がどんどんオープンしたり、流行の最先端を進んだり、そのような 刺激は少ないけれど、これはこれで心地良いです」と話す。

小山を中心に広がる暮らし

小山に移住してからは「栃木県内の色んなお店を楽しみたい!」と思っている春野さん。

市内だけでなく、栃木県内各地を巡っているそうだ。

日光では「天然かき氷」を食べ、 紅葉を見に行った。

佐野には月に2回ほどコーヒーを買いに行き、アウトレットでお買い物をすることもあるという。

那須にある宿に泊り、那須サファリパークでライオンにエサをあげたりもしたそうだ。

さらに、県内だけでなく、茨城県のコストコでお買い物、大洗に海と海鮮を求めて向かうこともあるそうだ。

いずれの場所も車で2時間圏内と、意外と近くて足を運びやすい とのこと。

小山のお店についても聞いてみた。

春野さんはパンが好きで市内の「粉とクリーム」、「森のパン屋」といったお店によく足を運ぶという。

お酒を楽しむことも好きで、駅前にある居酒屋「博多屋いっぽめ」や、イタリア料理を提供している「ログガーデン ヴェルデ」に行き、お酒を楽しんだ後運転代行を利用することもあるそうだ。

そういったお店の情報は、小山市コミュニティFM局「おーラジ」の冊子や、栃木のタウン情報誌「もんみや」から手に入れている。

車で通って「このお店は何屋さんだろう」と興味をもった場所に訪れることもあれば、周りの人から教えてもらうこともあるそうだ。

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ちょっと足を伸ばして、個人経営のお店に行くのも楽しいという。

まだ行けていないが「小川屋珈琲店」、「珈琲工房 ほろにが」など、色んなコーヒー屋さんに行くのも楽しみにしている。

小山周辺のお店を開拓し、これからも小山の暮らしを満喫していくだろう。

おやま暮らしを考えている方へ!

春野さんから、おやま暮らしを考えている方に一言!

のんびり過ごすには非常に快適な街だと思います。

家賃も安く、自然が多いですし、お店も生活に不便することはありません。

ただ、ゆっくりとした時間が流れているぶん、若い人には少しだけ退屈かもしれません。

春野さんが思う、移住前に調べておけばよかったことをご紹介!

転勤で急遽移住することが決まった人達は、準備できる時間が限られていると思います。

直接下見に来られない人や、情報収集の時間が取れない人のために、今回のようなインタビュー記事があることを事前に知っておけばよかったです。

市役所の方々からのメッセージ

小山市は都会過ぎず田舎過ぎず、どちらの側面ももっています。

都会と比べてせわしなさはなく、お店が何もない田舎でもありません。

ちょうどいい「とかいなか」を楽しめ るのが魅力のひとつです。

さらには、小山市内にすてきなお店があるだけでなく、周 辺にも魅力あるスポットがたくさんあり、そこへのアクセスが良いのも小山市のよいと ころですね。

1時間半から2時間あれば海、山、都会へとお出かけできちゃうので休日は充実間違いなしです。

東京へのおでかけでおすすめなのが、大宮まで新幹線を使いそこから在来線で移動する方法が費用と時間のバランス的におススメです。(在来線料金+約1000円です)

この記事を書いた人

藤本 尚彦

一般社団法人カゼトツチに所属。居場所を増やすこと、個人や団体の想いを地域の方々に届けることをテーマに活動中。

「地域の課題に取り組む方々の想いを届けて、協力者を増やしたい!」

このページの内容に関するお問い合わせ先

田園環境都市推進課 移住定住推進係

〒323-8686 栃木県小山市中央町1丁目1番1号 6階

電話番号:0285-22-9376

ファクス番号:0285-22-9546

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  • 【更新日】2022年1月14日
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