博物館日記(2022年10月から12月まで)

小山市立博物館02

博物館日記

博物館日記はじめました。博物館での出来事や、講座の様子等を紹介していきます。


2022年12月27日(火曜日)

【展示物の移動完了】

常設展示室の展示物の移動が完了しました。

展示物の移動01

展示物がなくなると、ガランとしてなんだかさみしいです。

展示物の移動02

展示物の移動03

LED化工事に向けた準備も終わり、明日で今年の仕事納めとなります。
みなさま、よいお年を。

2022年12月23日(金曜日)

【ほっしー点検】

今年も残すところあと1週間となりました。市内の小中学校は今日が終業式です。
学校への出前授業も今年はすべて終了しました。
今日は、ほっしー号の点検です。先日、望遠鏡の点検を終え、今日は車体の可動部分(スライディングルーフ)の点検です。

ほっしー点検

まもなく18年目を迎えるほっしー号ですが、まだまだ頑張ります。

2022年12月15日(木曜日)

【紙すき体験】

本日から博物館は休館です。展示室照明のLED化工事です。工事は1月からですが、それまでに展示物を移動させなければなりません。慎重に運びます。
博物館は休館ですが、博物館講座や学校への出前授業、観望会などは通常通り実施します。

今日は、市内の小学校で紙すき体験です。環境について学習する中で、リサイクルに目を向けるようになり、再生紙について学習したいということになったようです。
今回は給食の牛乳パックを再生紙にしていきます。

紙すき体験01

子どもたちは冷たい水の中に手を入れ、一生懸命紙をすいていました。

紙すき体験02

2022年12月11日(日曜日)

【羽子板づくり教室】

毎年恒例の羽子板づくり教室を今年も開催しました。

羽子板づくり教室

ていねいに下絵を描いて、絵の具で色を付けていきます。

羽子板づくり教室02

最後にニスを塗って完成です。
ニスが乾くまでの間に、羽子板や羽根についての解説をしました。

♪おしょうがつには まりついて おいばねついて あそびましょう♪

お正月の歌の2番、知ってました?「おいばね」って羽子板の遊びのことなんです。私は今日初めて知りました。博物館って勉強になるなぁ。

2022年12月10日(土曜日)

【天体観望会】

12月の観望会を実施しました。今日は朝からすっきりと晴れ、実施の判断も迷わずできました。
準備の段階でも木星や土星、火星がきれいに輝き、今日のメインテーマであるカシオペヤ座もばっちり見えていました。
参加者の方が集まり、解説をしている間に何やら怪しい雲が…。解説が終わり空を見上げるとカシオペヤ座は消えていました。途中土星や木星まで雲に隠れてしまう不運もありましたが、すぐに雲は消え、きれいな夜空を眺めることができました。

天体観望会

2022年11月8日(火曜日)

【皆既月食&天王星食】

皆既月食の観察会を実施しました。今回の皆既月食は天候にも恵まれ、よく観察することができました。皆既食の時間が86分間もあり、さらには天王星食という442年ぶりの現象も起こるとてもめずらしいものでした。

月食のはじまりの頃月食のはじまりの頃

月食が進んだ様子月食が進んだ様子

皆既月食と天王星皆既月食と天王星

天王星はちょっと分かりづらいですが…、左下の点が天王星です。

今回はツイッターとホームページのみの告知でしたが、たくさんの人が観察会に来てくれました。
肉眼では見られない月食の様子や天王星を見ることができ、みなさん楽しんでいただけたようでした。

皆既月食&天王星食

2022年10月23日(日曜日)

【紙すきでハガキを作ろう】

講座を実施しました。今回の講座は「紙すきでハガキを作ろう」です。当館では4年ぶりに実施です。
まずは、民俗担当の学芸員から紙すきとは何かについて話をした後、実際の体験方法について説明をしました。

紙すきでハガキを作ろう01

コウゾ、ミツマタ、牛乳パック、新聞紙の中から材料を選んでいただき、紙すきを行いました。
ミキサーでどろどろにした材料とのりを水に入れ、それをすいていきます。

紙すきでハガキを作ろう02

何度か繰り返し重ねたものを、ドライヤーやアイロンで乾かします。

紙すきでハガキを作ろう03

そして、ハガキの大きさに合わせて切り、郵便番号のスタンプを押したら完成です。

一度に何台ものドライヤーやアイロンのスイッチを入れたため、ブレーカーが落ちるというトラブルもありましたが・・・、無事にハガキが完成しました。準備や片付けに多くの時間が必要な講座ではありますが、参加者の皆さんの楽しそうな姿を見て担当学芸員も大満足です。

2022年10月1日(土曜日)

【後期スタート】

10月1日、今日から今年度の後期がスタートです。本日は、後期講座「冷たい世界」を実施しました。
液体窒素を使ってさまざまな実験を行いました。
今回は、栃木県子ども総合科学館からお借りした「超電導体」を使った実験も行いました。

後期講座「冷たい世界」

磁石が浮いているのがわかりますか?これは超伝導体の「ピン止め効果」という現象です。液体窒素によって冷やされた超伝導体と磁石から出てくる磁場によって動けなくなってしまうのです。
はじめは、磁石と超伝導体の間には木の板を置いておきます。そして液体窒素を注いで超伝導体が冷やされた後に、木の板を抜いても、磁石は写真の通り浮いたままになるのです。
参加した子どもたちも不思議そうに見つめていました。

過去の日記はこちら(バックナンバー)

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