博物館日記
博物館日記はじめました。博物館での出来事や、講座の様子等を紹介していきます。
2021年9月15日(水曜日)
久しぶりの更新です。現在、博物館は休館中です。休館中ではありますが、学校への出前授業や次の企画展の準備など日々奮闘中です。
今年は2年に1度の館内燻蒸(くんじょう)を行う年です。燻蒸(くんじょう)とは、収蔵品の適正な保存・管理のために行うもので、主に害虫駆除や防カビ・殺菌の目的で気体の薬剤を投薬することです。今週末から薬剤を注入するため、その準備をしています。
こちらの写真は、所蔵する剥製たちです。きちんと薬剤が入って抜けるように、1つ1つ袋を開けておきます。昆虫の標本箱も同様にふたを開けます。自然資料だけでなく歴史史料の古文書なども箱に入っているものはふたを開け、展示室のケースなどもすべて開けます。ものすごい数で作業も大変です。さらに、メダカやキンブナなどの水槽は、ガスが入らないよう別の場所に移動させました。燻蒸後はまた、元に戻す作業も行わなければなりません。それでも収蔵品のため、がんばります。
2021年7月31日(土曜日)
【カエル君のヒミツ】
栃木県立博物館の林先生による講演会を実施しました。「カエル君のヒミツ」と題して、今回の展示に合わせて栃木県内の両生類について、分かりやすくて楽しいお話をしていただきました。
参加者のみなさんは、メモをとったり、質問をしたり、とても熱心にお話を聴いていました。
最近になってようやく分かったヒミツもあり、まだまだ分かってないヒミツもたくさんあるとのこと。
本日参加してくれた子どもたちの中から、将来ヒミツを解明してくれる子がでてくれたら、うれしいです。
2021年7月24日(土曜日)
【親子昆虫教室】
講座「親子昆虫教室」が行われました。昨年、一昨年と中止となっていた講座で、本日3年ぶりの開催です。
講師の池田先生に案内してもらいながら、生井ふるさと公園を歩いて昆虫の観察を行いました。
下見の時には昆虫が少なく心配していましたが、今日はオニヤンマ、ギンヤンマをはじめとしたトンボや、アオスジアゲハ、ジャコウアゲハなどのチョウを中心にたくさんの昆虫に出会いました。チョウトンボやショウジョウトンボなどのめずらしいトンボもいました。


昆虫ではないですが、ヌマガエルも見つけました。
「とちぎの両生類~この子の名前、なんていうの?~」開催中です!!
2021年7月22日(木曜日)
ついに、はじまりました!
栃木県立博物館地域移動博物館「とちぎの両生類~この子の名前、なんていうの?~」
初日から、たくさんのお客様にご来館いただきました。
かわいいカエルたちがお待ちしております。
夏休みは博物館へ!
2021年7月21日(水曜日)
今日から夏休みですね。博物館では、明日から「とちぎの両生類~この子の名前、なんていうの?~」が始まります。
玄関のガラス面も展示会モードです。
展示室では、標本や写真パネルが中心となりますが、エントランスには、生きているカエルやイモリも展示します。
夏休みは、みんなで博物館に行こう!
2021年7月6日(火曜日)
【コウノトリ発見】
7月24日に実施予定の「親子昆虫教室」の下見に生井ふるさと公園に行ってきました。
本来の目的の昆虫はあまり見られなかったのですが・・・、コウノトリを見つけました!
親子で仲良く、餌をとっていました。
2021年7月3日(土曜日)
【子ども科学教室】
今日は、市内の公民館でスライム作りをしました。


材料があれば簡単に作ることができます。簡単だけど、とっても楽しいスライム作り。子どもたちも夢中になっていました。
水や洗たくのりの量でスライムのかたさを変えることができます。また、絵の具で色をつけたり、シェービングフォームを混ぜたりすることで、さまざまなスライムが出来上がります。
ご家庭でもぜひ!