小さいサイズのフライパンは注意して使用しましょう
事例1
一人暮らしにちょうどよさそうな20センチサイズのフライパンを購入した。炒め物をしようとガスコンロの五徳の上にフライパンを置き、油を入れると急に傾いた。熱い油がこぼれたら、やけどをしていたかもしれない。(60歳代 男性)
事例2
22センチサイズのフライパンの取っ手にガスコンロの炎が当たり、取っ手を固定している樹脂部が劣化した。そのため本体から取っ手が外れ、調理したものが足の上に落ちやけどした。(60歳代 男性)
ひとこと助言
- 小さいサイズのフライパンをガスコンロで使う場合、ガスコンロの調理油過熱防止装置が鍋底を押し上げて、フライパンが傾いたり落下したりすることがあります。取っ手を持ちながら調理しましょう。
- 小さいサイズのフライパンの中には、調理油過熱防止装置があるガスコンロでの使用や揚げ物の調理を禁止しているものもあります。商品の表示を確認するなど、使用目的に合ったものを購入しましょう。
- 小さいサイズのフライパンは、取っ手の根元部分が炎に近く、鍋底からはみ出した炎が、直接取っ手の樹脂部に当たり、取っ手が焼損するおそれがあります。火力に注意して調理しましょう。
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