墓じまい 離檀料に関するトラブルに注意
事例1
自宅から遠く、自分も入るつもりはないので、墓じまいを寺に申し出たところ、300万円ほどの高額な離檀料を要求され困惑している。払えないというとローンを組めると言われた。(80歳代 女性)
事例2
跡継ぎがいないのでお寺に離檀したいと相談したところ、過去帳に8人の名前が載っているので700万円かかると言われた。不当に高いと思う。(70歳代 女性)
ひとこと助言
- 今あるお墓を片付け、寺などの墓地の管理者に返還する墓じまいの際に、高額なお布施(檀家をやめるときに寺へのお礼として慣習的に支払う、いわゆる「離檀料」等)を要求されたという相談が寄せられています。
- 離檀料に明確な基準はなく、金額に納得がいかない場合は、基本的に寺などと話し合うことになります。
- 墓じまいは勝手にできず、寺などが発行する「埋葬証明書」などが必要です。家族や親族を交えるなどして、よく話し合いましょう。
- わからないことがあれば、小山市消費生活センター(電話番号:0285-22-3711)や消費者ホットライン(電話番号:188)等にご相談ください。
国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen424.html