点検中に屋根を壊された?点検商法に注意!
近所で工事をしているという事業者が来訪し「お宅の屋根がめくれているのが見えた。屋根に登って点検する」というので依頼した。点検後、屋根が浮いている写真を見せられ、そのままにしておけないと思い、約30万円の修理を契約した。その後、家族の勧めでハウスメーカーに確認してもらうと「釘を引き抜いたような新しい傷がある」と言われた。(60歳代 女性)
ひとこと助言
- 突然訪問してきた業者に安易に点検させないようにしましょう。点検個所をわざと壊して撮影し勧誘するなど、悪質なケースも見られます。
- 点検後に修理を勧められてもその場で契約しないようにしましょう。別の専門家に確認を依頼したり、複数の事業者から見積もりを取ったりするとよいでしょう。
- 家族や周囲の人は、不審な人物が来ていないか、見慣れない書面がないかなど、高齢者の様子に気を配りましょう。
- 工事終了後でも、クーリング・オフできる場合があります。困ったときは、小山市消費生活センター(電話番号:0285-22-3711)や消費者ホットライン(電話番号:188)等にご相談ください。
国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen419.html