更新情報
2023年5月31日「PLAN OYAMA(プランオヤマ)」策定について公表しました [NEW]
PLAN OYAMA(プランオヤマ)が策定されました!
PLAN OYAMA とは?
PLAN OYAMA(プランオヤマ)は、小山駅周辺エリアが2054年までに目指す姿を取りまとめた、民間の長期まちづくりビジョンであり、民間(企業、団体、市民、通勤・通学者など)と行政(小山市)が共通のビジョンのもとで“自分ごと”としてまちづくりに取り組むための指針となるものです。
行政計画への位置付けはありませんが、適宜連携しながら、公共事業や民間開発の企画立案の種として、まちに対する想いを仲間と共有するツールとして、時代に合わせてアップデートを繰り返し、既存の枠組みにとらわれず柔軟に活用されることを期待しています。
策定の背景・目的
小山駅周辺エリアは、古くから小山市における政治、文化、商業の中心として発展してきた地域です。鎌倉時代に下野国の守護を担っていた小山氏が居城を構え本拠地とし、江戸時代には日光街道の宿場町となったことや思川を活用した舟運によって栄えました。明治時代になり小山駅が開業し、東北本線・両毛線・水戸線が結節する物資の集積地となり、現在の駅東口には森永製菓や日本製粉の工場が立地していました。
近年では、駅東口に白鷗大学が立地したほか、駅東西を繋ぐ中央自由通路や駅東口新駅前広場の整備による利便性の向上、市街地再開発事業による居住人口の増加が図られている一方で、商業ビルの空洞化や、空き家や駐車場などが散見される都市のスポンジ化が進み、かつての賑わいが失われている状況です。
人口減少が進む縮小社会において、現状を改善し、日々変化する社会情勢に対応しながら都市として持続していくためには、従来の行政主導のまちづくりではなく、市民や企業、団体などの民間と行政が長期的なビジョンを共有しながら連携し、エリア全体でまちづくりに取り組むことが重要となってきています。
そこで、2021年3月に民間の策定協議会・検討委員会が設立され、小山市とともに取り組む “(仮称)小山駅周辺地区まちづくりプラン策定プロジェクト” が始まり、「民間と行政が共有する小山駅周辺エリアの長期ビジョンを示し、“自分ごと” としてまちづくりに取り組むための指針とすること」を目的として、2023年5月にPLAN OYAMA(プランオヤマ)を取りまとめました。
- プラン策定プロジェクトはこちら
“欲しい”をつくる、まちづくり。 PLAN OYAMA