「人・農地プラン」が法定化 →「地域計画」へ
1.「人・農地プラン」とは
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者や、その地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村によって公表するもので、小山市においても9地区*(小山・大谷、間々田、生井、寒川、豊田、穂積、中、桑、絹)、でプランを作成しております。
また、「1.アンケートの実施」、「2.現況把握(地図の作成)、「3.地域での話し合いの実施及び将来方針の作成」のステップを踏み、令和3年2月26日に開催した小山市「人・農地プラン検討会」にてプランの案を協議し、小山市における実質化された人・農地プランを決定しました。
2.「人・農地プラン」から「地域計画」へ
農業経営基盤強化促進法が改正され(R5年4月施行)人・農地プランが法定化されました。市町村はR7年3月までに農地一筆ごとに将来の農地利用者を定めた目標地図を含む地域計画(地域農業経営基盤強化促進計画)を策定することになりました。今後、関係機関との連携と役割分担のもと、地域での話合いを重ね、将来の農地利用の姿を明確化する地域計画の策定を行います。
3.「地域計画」の策定に向けた取り組み
1 | 協議の場の設置・協議 |
【主な協議事項】
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2 |
協議の場の結果を取りまとめ・公表 |
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3 |
協議の結果を踏まえ、地域計画(目標地図)の案を作成 |
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4 |
地域計画の案の説明会の実施・関係者への意見聴取 |
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5 |
地域計画の案の公告 |
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6 |
地域計画の策定・公告 |
地域における農業の将来の在り方について農業者、農業関係者、地域の皆さんを含め話合いを行い、農地一筆ごとに将来の農地利用者を明確化した目標地図の作成を行うとともに、集計・分析結果に基づいた、目指すべき将来の農地利用の姿を明確にする地域計画の策定を行います。
小山市の農業の将来を守るためにも「地域計画」を策定し、実行・更新していくことが重要となります。