2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の普及を図るため、小山市では2014年4月から毎月8日を「わ食の日」としました。
毎月8日は、3つの「わ食」を意識してみませんか?
自分のため、家族のため、地域のため、環境のため、できることから実践してみましょう。
和食:栄養バランスのとれたごはん中心の日本型食生活
「主食」であるごはんと、「主菜」「副菜」をそろえるように意識すると栄養バランスが整いやすくなります。
忙しい時などは、惣菜や冷凍食品、レトルト食品も上手に利用しましょう。
- 主食…米・パン・麺類などの穀類。炭水化物(糖質)を多く含み、エネルギーの供給源となります。
- 主菜…魚・肉・卵・大豆などの料理。タンパク質や脂肪の供給源となります。
- 副菜…野菜・きのこ・海藻などの料理。主食と主菜に不足するビタミン、ミネラル、食物繊維を補う重要な役割があります。
輪食:食卓を囲む団らん
家族や友人、地域の仲間と一緒に食事を楽しみましょう。食事を通してコミュニケーションをとることで、家族や友人・仲間との絆が深まります。共食をする(誰かと一緒に食事をする)と、食事が楽しく・食事をおいしく感じられる、多様な食材が食卓に並び栄養バランスがとれるなどのメリットがあります。
特にお子さんにとって、家族と一緒に食事をとることは、規則正しい食生活を送る習慣を身につけ、必要な栄養をバランスよくとることを学ぶために大切です。
環食:環境に配慮した食育
「食」は命の源であり、私たち人間が生きるために欠かせないものです。そして、私たちの食生活は、食を支える社会や自然環境の恩恵の上に成り立っています。食べ物を大切にし、食生活の面から環境への負荷の軽減に取り組みましょう。
- 食品ロスを減らしましょう
食べ物を無駄にしない「もったいない」気持ちを大切にしましょう。計画的に食品を購入する、食材を上手に使い切る、作りすぎない、自分の食事の適正量を知り残さず食べる、外食時には食べきれる量を注文するなど、自分にできることから実践しましょう。
- 環境への負荷が少ない食品を選びましょう
環境に配慮した農林水産物・食品には、化学農薬や化学肥料の使用を避けた有機農産物・食品、輸送による二酸化炭素の排出量を抑えた国産のものや近隣の地域で生産・加工されたもの、国産飼料を使った畜産物、過剰な包装をせずごみの少ない商品などがあります。