小山駅西地区(街なか)は、古くから商業・業務など様々な機能が集まる等小山市の中心市街地として人々の生活や娯楽、交流の場となっていましたが、近年のモータリゼーションや少子高齢化等の社会環境の変化に伴い、市街地の拡大と各種都市機能の郊外立地傾向等が進展し、人口の減少などによる空洞化など中心市街地ならではの課題を抱えています。
しかしながら、小山駅西地区は、他の街にはない自然や歴史、文化など非常に住みやすい、そして暮らしやすい一面を兼ね備えており、特に、東京駅まで42分の新幹線の停車する小山駅に近い利便性が高く評価され、至便な生活空間として、その価値の見直しがされています。
そこで、さらに定住人口を増加させることにより、更なる躍進を目指して、安全で快適な生活環境の向上と歩いて暮らせるゆとりのあるまちづくりを目指し、「街なか居住」を柱とした小山駅西地区の魅力と賑わいのある豊かな街の再生と活性化のため、官民挙げた取り組みを行っています。
市街地再開発事業の推進について
かつては賑わいのあった中心市街地に定住人口を呼び込み、利便性の高い立地条件を活かした安全で快適な生活環境の向上と、歩いて暮らせるゆとりあるまちづくりを目指して、「街なか居住の推進」を進めています。
この「街なか居住推進」のリーディングプロジェクトとして、城山町三丁目第一地区において、マンションの供給を中心とする市街地再開発事業(城山町三丁目第一地区第一種市街地再開発事業)が組合施行で進められ、平成25年3月に竣工しました。
また、城山町三丁目第一地区に続く地区として、「城山町二丁目第一地区(城山町二丁目第一地区第一種市街地再開発事業)」「城山町三丁目第二地区(城山町三丁目第二地区第一種市街地再開発事業)」において市街地再開発事業を目指して活動を進めています。
- 小山駅の再開発事業地区の位置図
支援制度
駅に近い利便性を活かし、歩いて暮らせるゆとりある魅力と賑わいのまちづくりを目指して、安心して住み続けられる都市型住宅等の立地誘導を図るため、街なか居住推進への支援を行っています。
老朽化した建物と狭小となる土地の問題を解決するために、平成19年度より土地の共同化を前提とする支援を行ってきましたが、新たに、単独の地権者や事業者でも活用できる共同住宅建設補助と、その建設のために土地を提供した方への奨励を、期限付きで実施しています。
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街なか居住推進のための支援策について